麻布大学

キャンパスライフCAMPUS LIFE

麻布大学ハラスメント防止委員会

麻布大学はセクシュアル・ハラスメント等を許しません

麻布大学は、学生・職員が個人として尊重され、互いの信頼のもとに、教育・研究・就業にいそしむことのできる環境をつくり、これを維持していくことが重要と考えています。そこで本学では、いかなるハラスメントも黙認されたり、見過ごされたりすることがないよう、その防止と対応について厳しい姿勢で臨んでおり、1999年にはセクシャル・ハラスメントを防止するガイドラインを作り、2018年4月1日から新しいガイドライン「麻布大学ハラスメント等人権侵害防止ガイドライン」 を施行し、ハラスメントの防止と被害からの回復に真剣に取り組んでいます。

ハラスメントはセクシュアル・ハラスメントだけではありません

これまで多くの人の認識では、ハラスメントといえばセクシュアル・ハラスメントでした。このセクシュアル・ハラスメントとは、あなたを不快にさせる性的な言動により、あなたが不利益を受け、学業・教育・研究・就業環境が害されることです。また、地位、立場、権限を利用し、成績評価や人事において、利益、不利益を条件として相手に性的な要求・誘いかけをすること(パワー・ハラスメント、アカデミック・ハラスメント)もセクシュアル・ハラスメントに含んで本学では対応してきました。しかし、すべての学生・教職員が個人として尊敬され、互いの信頼のもとに教育・研究・就業に専念することのできる環境をつくるには、まだ様々な問題があります。そこで、性、人種、国籍、年令、セクシュアリティ(性的指向)、障害の有無などに基づく差別的な言動及び差別的取扱いなどの人権侵害にも対応することになりました。

もしあなたがハラスメントに直面したら

もしハラスメントの被害にあったとき、あるいは身近でハラスメントが起きたときは、被害をなくすため、また被害が大きくならないようにするためにも次のような心構えで問題に向き合い、早い対応を心がけてください。

  1. 自分が不快だと感じたときは、相手にそのことをはっきりと表明しましょう。
  2. 身近でハラスメントを見聞きしたときは、はっきり注意しましょう。
  3. 友人から相談を受けたときは、被害者の立場に立ち、解決に向けて協力しましょう。

相手が教員や先輩など自分よりも「力」のある人のときは、これらの行動を起こしにくいかもしれません。そんなときは、まずハラスメントを受けた日時、場所、嫌がらせの内容などを記録しておきましょう。また、個人的な努力でハラスメントを止めさせることができない場合もあります。このようなときには、大学に対して公式に申し立てをすることができます。また、被害の申立や相談等への麻布大学の対応によって精神的・身体的自由を侵害し、学習・研究・就業環境を侵害することがないように取り組んでいますので、勇気を持って相談員に相談してください。

相談員の対応

相談員はハラスメントの被害者からの相談を受ける前に研修を受けています。被害者の訴えを親身になって話を聞き、対応します。相談内容は相談員によって 麻布大学ハラスメント防止委員会へ伝えられます。そして、 麻布大学ハラスメント防止委員会で検討され、場合によってはハラスメント等調査委員会が設置され詳しい状況が調べられます。 対応は相談内容によって変わりますが、被害から回復できるよう、さまざまな措置がとられます。なお、相談内容等についてはすべて厳重に秘密が守られ、相談した当事者、調査に対して証言をした学生・職員が不利益を被ることは決してありません。相談は、直接相談員とお話ししても、電話やメールを使っても構いません。 また、所属する学部や学科にこだわらず相談員を自由に選ぶことができます。

2024年度麻布大学ハラスメント防止委員会委員名簿

所属委員居所内線
獣医学部
獣医学科 川本 恵子 獣医学部棟4F 2705
森田 幸雄 獣医学部棟4F 2262
動物応用科学科 戸張 靖子 獣医学部棟2F 2635
生命・環境科学部
生命・環境科学部 城山 光子 9号館4F 2579
臨床検査技術学科 髙梨 正勝 生命・環境科学部棟6F 2350
食品生命科学科 澤野 祥子 生命・環境科学部棟5F 2376
事務職員
入試広報・渉外課 信田 敏郎 本館1F 2700
学長企画室 鈴木 さよ 本館2F 2301
高校
高校 寺内 浩子 高校2号棟2F 2286
冨沢 岳志 高校2号棟2F 2286

2024年度麻布大学ハラスメント等相談員名簿

学内相談員

所属委員居所内線
獣医学部
獣医学科 堀 香織 獣医学部棟6F 2235
相原 尚之 獣医学部棟5F 2673
根尾 櫻子 獣医学部棟3F 2344
動物応用科学科 寺川 純平 獣医学部棟5F 2758
大木 茂 獣医学部棟2F 2229
加瀨 ちひろ 獣医学部棟2F 2265
生命・環境科学部
臨床検査技術学科 永谷 真貴 6号館2F 2730
小野澤 裕也 生命・環境科学部棟5F 2353
食品生命科学科 大田 ゆかり 生命・環境科学部棟3F 2356
小林 直樹 生命・環境科学部棟4F 2434
環境科学科 坂西 梓里 9号館3F 2589
片平 浩孝 生命・環境科学部棟6F 2364
健康管理センター
臨床検査技術学科 松下 暢子 生命・環境科学部棟5F 2365
事務職員
研究推進課 榊田 明日香 生物研 2216
入試広報課 守屋 雅史 本館1階 2700
財務管財課 渡辺 葉月 本館1階 2314
高校
養護教諭 戸賀沢 佐有子 高校2号棟1F 2288
学年担任 齋藤 建太 高校2号棟2F 2286
学年担任 米持 郁子 高校2号棟2F 2286
学年担任 野島 正幸 高校2号棟2F 2286

学外相談員(国家資格の公認心理師含む)

相談日 水・金曜日(2024年度予定表)
場所 本館2階 ハラスメント相談室
時間 13:00~18:00

ハラスメント相談室
開室予定表

ハラスメント相談室開室予定表:PDF(173KB)
予約方法 予定表を御覧いただき、「ハラスメント相談室メール」まで、希望する日時を送信してください。
h-soudan(a)azabu-u.ac.jp
※(a)を@に変更してください。
相談内容は相談者の同意がない限り、「ハラスメント防止委員会」に報告されることはありませんので、安心して相談してください。

相談員への相談をためらってしまうあなたへ

ハラスメントにあったとき、まず相談して欲しいのは大学の相談員ですが、学内で相談することに抵抗を感じる人には、大学以外の相談窓口で相談することをお勧めします。

電話相談

もっとセクシュアル・ハラスメントについて知りたいときは

キャンパス・セクシュアル・ハラスメント全国ネットワークという団体のホームページが参考になると思います。閲覧してみてください。

キャンパス・セクシュアル・ハラスメント・全国ネットワーク