氏名
小川 絵里 教授
所属と主な研究内容
獣医学部 基礎教育研究室
動物赤血球の酸化ストレスによる傷害、ビタミンCの輸送と代謝
担当科目
化学(獣医、動物応用)、化学入門(獣医、動物応用)、有機化学(獣医、動物応用)、化学実験(獣医、動物応用)
プロフィール
1949年神戸で生まれる。東京都立大学理学部化学科卒、東京大学大学院理学系研究科化学専攻修士課程修了、同博士課程修了(理学博士)
1978年麻布獣医科大学薬理学講座助手、1979年同講師、麻布大学獣医学部臨床病理学講座を経て1994年から獣医学部基礎教育研究室助教授、1999年から同教授。
もともとの専門は、天然物有機化学であるが、本学に就職して薬理学、臨床生化学を学ぶ機会を得たことから、動物赤血球の代謝、輸送、酸化ストレスに興味をもつようになった。犬のタマネギ中毒や乳牛の産褥性血色素尿症が酸化ストレスによることを見出した。
この10年ほどは、犬赤血球におけるビタミンCの輸送、リサイクルに取り組んでいる。犬はビタミンCを合成できるので、一般にリサイクル能はヒトに比べ低い。
しかし柴犬の一部は赤血球に高いグルコース輸送体活性を持つため、ビタミンCのリサイクル能が高くなることがわかった。またこの性質は遺伝するようである。はたしてこうした柴犬が酸化ストレスに強いのか、また酸化ストレスが関与する病気に抵抗性があるのかどうか調べているところである。

