麻布大学

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年頭挨拶

新年明けましておめでとうございます。
皆様には、穏やかなよいお正月を迎えられた事と存じます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。年頭にあたり、学長から一言ご挨拶申し上げます。

言うまでもなく、大学の本業は教育事業であります。教育・研究活動は教員の本分とするところです。私が本学に学んだ昭和の40年代の本学学長は農学分野から初めて日本学術会議の会長に選出され、また、現在の獣医学教育6年制移行の立役者であられた獣医界の重鎮の越智勇一先生でした。今でも覚えていますが、昭和45年、私が入学式の際に渡された学生便覧の巻頭の先生の言葉に、『大学は問題を持った学生がその問題を解くために来るところで、そこはその問題を解くための施設を整え、その問題を解くために人生をかけている教師のいるところである』とありました。さて、私たちの大学も、選ばれる大学を目指す今、何をやらなければならないのでしょうか。それは、私たちのやるべき教育事業について、現状に満足せず、あらためて大学の、学部の、そして学科のそれぞれの存在意義、教育目的に立ち返り、それに向かって教育・研究をしっかりとやることではないでしょうか、それを通して、学生は確かな学士力をつけ、社会に送り出して行くことではないでしょうか。このことが確かに行われているか、そうした地道ですが、自己評価の積み重ねが結果を生み、最終的に社会から評価されるのではないかと考えています。したがって多くの大学の中から麻布大学を選んで来くれた学生の教育を担当する、老いも若きも、教員ひとり一人が、自分の教育を絶えずチェックし、ブラッシュアップする、そのようにしっかりと学生と向き合う教員が、先ほどの言葉にあった「人生をかける教師」像ではないでしょうか。また職員の方も、そのような教員の絶え間のない教育活動をしっかりと支えて頂き、これからも教職員が一丸になって職務を遂行して頂きたいと思っています。

さて、私は昨年6月末に学長に就任しましたので、そろそろ半年が経ちました。振り返れば初めてのことが多く不慣れな半年であったような気がしますが、皆さんの支えがあり、何とかここまで無事過ごすことが出来ました。今年は、少し自分のカラーを出していきたいと思います。まず、このまじめな麻布大学を社会からより広く知って頂くこと、このことから、この広報活動をより推し進めたいと思っています。そのひとつとして、そろそろ大学発の卒後教育事業を手掛けたいと考えています。我々には豊富な人的資源があります。それらを活用しながら社会貢献をし、大学の活動を広く知って頂くこと、これをやりたいと思っています。また、伝統ある本学にとって今年は学園創立125周年の記念の年にあたります。初秋には、このための一連の祝賀行事を企画していますが、これらをぜひとも盛会裡に終わらせ、ここを次の50年、100年のあゆみの出発点にしたいと思っています。いずれにしても卒後教育事業も創立記念式典も、これらは麻布大学にいる教職員の皆さんの一致団結した協力なくしては為し得ません。これらの取り組みはオール麻布の力でお願いしたいと思います。

最後に、今年一年が、皆様にとって良い年になるよう祈りまして、年頭の挨拶とさせて頂きます。