この内規は、AUnet管理運営規則第29条第5項に基づき、麻布大学におけるプライベートネットワークの利用に関して必要な事項を定めるものとする。

2　管理・運営

プライベートネットワークの利用に関する事項は、センター長の意見を聴いて学長が定める。

3　利用目的

プライベートネットワークの運営は、教育・研究及び大学事務業務としての利用を目的とするものに限る。

4　利用申請

・申請者は、本学及び同附属高等学校の職員又はその他センター長が適当と認めた者とする。

・申請者は、当該プライベートネットワークの管理者となる。

・管理者は、申請内容を変更しようとする場合は、センター長に変更申請し、事前に承認を得なければならない。

5　申請書兼誓約書の記載事項

・管理者

・ルーターIPアドレス(基幹側)

・運用開始希望年月日

・申請理由・利用目的

・その他特記事項

6　管理者

管理者は、当該プライベートネットワークの管理運営に関するすべての事項について責任を負う。

管理者は、センターが必要とする情報を提供しなければならない。

7　利用条件

・プライベートネットワークは、研究室及び部署単位で設置する。複数の研究室及び部署単位で同一のプライベートネットワークは形成しない。

・プライベートネットワークに用いる機器等は、当該プライベートネットワークの管理者が用意する。

・プライベートネットワークの設定作業及び障害対応は、すべて管理者が行う。

・プライベートネットワークのネットワークアドレスは、他のネットワークアドレスと重複しないようセンターが指定する範囲のIPアドレス及びサブネットマスクを使用する。

・センターが指定する範囲のIPアドレスは、当該プライベートネットワーク内であれば、管理者の責任において自由に割り当てを認める。

・他のネットワークにサービスを提供せず、かつ他のネットワークの障害とならない場合、管理者の責任において当該プライベートネットワーク内にサーバの設置を認める。ただし、他のネットワークにサービスを提供する場合は、サーバ設置申請書を提出する。

8　機能条件

・ルーターはNATの設定を行い、プライベートアドレスで他のネットワークにアクセスしない。

・ルーターのルーティング設定は、スタティックルーティングのみとし、Rip、OSPF等のダイナミックルーティングプロトコルは使用しない。

9　禁止事項

・営利を目的として利用すること。

・ネットワークの運用に支障を及ぼすような行為

・その他法令及び社会慣行に反する行為

10　利用停止

プライベートネットワークの運営が適正に行われていないと認められるときは、センター長は、プライベートネットワークの利用を停止することができる。

11　その他

・当該プライベートネットワークから不正アクセス及びウイルスの動作等が見られた場合、センター長は予告することなく当該プライベートネットワークをAUnetから切断することができる。

・全学的な学内LANの再構築が行われた場合、新たに制定された規則に従う。

12　内規の改廃

この内規の改廃は、センター長の意見を聴いて学長が行う。

附則

附則

附則

附則