○生命・環境科学部編入学に関する取扱要項

平成21年2月9日

要項

生命・環境科学部における編入学に関する取扱いについて、学部規則第19条第6項に基づき、次のとおり定める。

1 査定委員会に関する事項

(1) 編入学試験における査定に当たり、入学者選考委員会の下に、学科長及び副学科長からなる査定委員会を各学科に設置する。

(2) 査定委員会は、学科長が委員長となり、編入学志願者について、既修得科目の単位の読替え状況等による編入学の可否について査定する。

(3) 査定委員会の査定結果は、入学者選考委員長及び査定委員長が協議の上、学部長が決定する。

2 編入学の査定に関する事項

査定委員会は、次の事項によって査定する。

(1) 授業科目の読替え及び単位の認定

ア 臨床検査技術学科

(ア) 教養科目

① 大学卒業及び卒業見込みの者

卒業に必要な単位(生命倫理学2単位を除く必修17単位、選択4単位、計21単位)は、一括認定する。

ただし、生命倫理学(2単位)は、読替えにより認定する。

② 短期大学、高等専門学校、専修学校卒業及び卒業見込みの者

全ての科目について、科目ごとに読替えにより単位認定する。

③ 大学及び3年制短期大学中途退学者(ともに修業年限2年以上在籍)

全ての科目について、科目ごとに読替えにより単位認定する。

(イ) 専門基礎科目及び専門科目

全ての編入学生に対して、読替えにより単位認定する。

なお、臨床検査技師国家試験合格者については、「臨床検査技師学校養成所指定規則第2条第3号の別表」に基づく、専門基礎分野、専門分野の必修科目並びに基礎化学・分析化学及び総合臨床検査学(Ⅰ~Ⅲ)の単位は、認定する。

ただし、薬理学は、読替えにより単位認定する。

イ 食品生命科学科

(ア) 教養科目

① 大学、短期大学、高等専門学校卒業及び卒業見込みの者

卒業に必要な単位(英語購読2単位及びライティング基礎2単位を除く必修23単位、選択10単位、計33単位)は、一括認定する。

ただし、英語講読(2単位)及びライティング基礎(2単位)は、読替えにより認定する。

② 専修学校卒業者及び卒業見込みの者

全ての科目について、科目ごとに読替えにより単位認定する。

③ 大学及び3年制短期大学中途退学者(ともに修業年限2年以上在籍)

全ての科目について、科目ごとに読替えにより単位認定する。

(イ) 専門科目

全ての編入学者に対して、科目ごとに読替えにより単位認定する。

ウ 環境科学科

全ての編入学者に対して、科目ごとに読替えにより単位認定する。

(2) 編入学の査定基準

進級基準に準じた、編入学査定基準を設定し、編入学前に他の大学及び短期大学等において修得したとみなす単位について、第2項第1号に基づき、科目の読替え及び単位の認定を行い、各学科の査定基準と照合して、当該学生の編入学を査定する。

ア 臨床検査技術学科

2年次編入学

2年次編入学を志願する者は、読み替えられる科目の単位数が、2年次までに配当されている必修科目の単位の30%(20単位)以上であること(大学卒業又は卒業見込みの者にあっては、上記一括認定した教養科目の21単位を含む。)

なお、2年次までに配当されている必修科目に、読み替えられる科目の単位数が、不足した場合は、3・4年次に配当されている必修科目に読み替えられる科目があれば、その単位で充当することができる。

イ 食品生命科学科

2年次編入学

専門科目に読み替えられる科目が、4単位以上あること。

ウ 環境科学科

2年次編入学

専門科目に読み替えられる科目が、5単位以上あること。

3 編入学後の科目履修に関する事項

(1) 編入学年次より低学年に配当されている読替え不可能な科目が、編入学年次に配当されている科目と時間割上重複する場合は、編入学年次に配当されている科目を優先して履修させることを原則とする。

その結果、履修不可能となった科目(以下「重複科目」という。)は、進級基準の単位計算の対象としない。

(2) 前項にかかわらず、その必要性があると認められる場合には、担当教員の特別配慮による開講等の教育・指導によって、編入学年次に重複科目を履修させることができる。

ただし、その履修科目は、進級基準の単位計算の対象としない。

4 取扱要項の改廃

この要項の改廃は、「査定委員会に関する事項」にあっては、入学者選考委員会が、「編入学の査定方法に関する事項」及び「編入学後の科目履修に関する事項」にあっては、学部教務委員会が、それぞれ審議の上、教授会の意見を聴いて学長が行う。

1 この要項は、平成21年2月9日に制定し、平成20年10月1日から適用する。

なお、このことに伴い、「環境保健学部編入学に関する取扱要項」(平成11年7月12日制定)は、廃止する。

2 この要項の改廃は、「書類審査に関する事項」については、入学者選考委員会、「編入学年次の査定方法に関する事項」及び「編入学後の科目履修に関する事項」については、学部教務委員会において、審議の上、教授会で決定する。

3 この要項は、平成26年3月17日に改正し、平成26年4月1日から施行する。

この要項は、平成27年3月3日に改正し、平成27年4月1日から施行する。

この要項は、平成27年3月17日に改正し、平成27年4月1日から施行する。

(施行期日)

1 この要項は、平成27年10月28日に改正し、平成27年10月1日から適用する。

(経過措置)

2 第2項にかかわらず、平成29年3月31日までに食品生命科学科及び環境科学科の3年次に入学した編入学者については、なお従前の例による。

この要項は、平成27年12月1日に改正し、平成27年10月1日から適用する。

(施行期日)

この要項は、平成28年2月29日に改正し、平成28年4月1日から施行する。

この要項は、平成28年3月11日に改正し、平成28年4月1日から施行する。

生命・環境科学部編入学に関する取扱要項

平成21年2月9日 要項

(平成28年4月1日施行)

体系情報
第2編 学/第4章
沿革情報
平成21年2月9日 要項
平成26年3月17日 要項
平成27年3月3日 要項
平成27年3月17日 要項
平成27年10月28日 要項
平成27年12月1日 要項
平成28年2月29日 要項
平成28年3月11日 要項