2　前項に定める教務委員会には、規程第4条第3項に基づき、各研究科長を加えるものとする。

2　前項の規定にかかわらず、学生は、授業評価及びそのコメントについて、授業開始直後から回答することができるものとする。

3　科目担当教員は、前項に規定する学生による授業評価及びそのコメントについて、原則として毎月一定の時期に確認するものとする。

4　科目担当教員は、前項に規定する確認作業を実施した結果、当該授業科目に対する授業評価又はそのコメントの記載があった場合、当該科目担当教員は、当該授業科目に係る授業改善について、当該授業期間内での授業改善に資するよう取り組むものとする。

5　授業評価は原則として、当該授業期間中に開設する全ての授業科目で実施する。ただし、履修者数が少人数で行われた授業科目にあっては、当該授業の科目担当教員が、当該授業評価を行った履修者を特定できる恐れがあること及び本学以外を授業実施場所とする学外実習といった授業科目にあっては、実施目的になじまないことから、授業評価を実施しない。対象科目は、以下のとおり。

6　大学院については、教育内容・方法等の改善を図るため、学長の定める方法により別途行う。

7　授業評価は、麻布大学情報ネットワークシステム(以下「AUnet」という。)を利用して、当該授業科目の授業時間内に実施する。

8　授業評価は、当該授業科目について実施するものとし、当該授業科目を担当する科目担当教員ごとには実施しないものとする。

2　前項に定める通知を受領した科目担当教員(オムニバス形式による授業科目については科目コーディネーターとする。)は、授業評価結果から得られた所見を積極的に活用し、授業の改善に努め、改善を図ろうとするときまでに、改善内容を教務委員会に報告するものとする。

3　前項に定める報告を受けた教務委員会は、報告内容を分析し、授業の改善状況を学長に報告しなければならない。

4　前項に定める報告を受けた学長は、報告内容を評価し、改善に資する余地がある場合など、必要に応じて、各学部長及び各研究科長に対して、規程第6条第2項に基づき改善勧告を行うことができる。

5　授業の改善を図るため、学部・学科、研究科・専攻又は教務委員会において組織的な研修又は研究を行うときには、当該研修又は研究を行う者は、教務委員会の承認を得て実施結果などの授業評価に関する資料提供を受けることができるものとする。

6　教務委員会は、授業評価結果の分析・検討に基づき、学生が参画するFDを実施し、学生からの意見聴取を行う。

この要項は、平成30年3月28日に制定し、平成30年4月1日から施行する。

この要項は、令和元年5月6日に改正し、平成31年4月1日から適用する。

この要項は、令和元年12月18日に改正し、平成31年4月1日から適用する。