○麻布大学教職員行動規範
令和5年3月20日
行動規範
(趣旨)
第1条 麻布大学(以下「本学」という。)は、建学の精神に基づき、本学の教職員が、それぞれの職務及び役割の遂行に際し遵守すべき基本的事項を明示した行動規範を定めます。
(目的)
第2条 この行動規範は、本学の全教職員を対象とし、本学の更なる発展に努めるため、社会的信頼性の維持と業務運営の公平・公正性の確保に資することを目的とします。
(法令等の遵守)
第3条 私たち教職員は、本学の一員としての誇りと自覚を持ち、全ての教育・研究活動・業務に関し、関連する法令や学内諸規程を遵守するとともに、高い倫理観と社会的良識を持って、公平公正な業務遂行に努めます。
(人権の尊重)
第4条 私たち教職員は、一人ひとりの人権と人格を尊重するとともに、あらゆる差別やハラスメントを許さず、多様な個性、能力、経験、考え方等を認め合い、活かし合う環境を実現します。
(人材の育成)
第5条 私たち教職員は、建学の精神に基づく教育理念及び目的のもとで、時代や社会の変化に即した質の高い教育・研究を行い、社会から求められる人材及び社会で活躍できる人材の育成に取り組みます。
(学生に対して)
第6条 私たち教職員は、学生一人ひとりを大切にし、学生の成長を支援することにより、学生の満足度を高めるよう努めます。
(業務姿勢)
第7条 私たち教職員は、専門的能力、俯瞰的な視野をもって職責を果たし、現状に満足することなく、教育・研究の質を高めるための自己研鑽に努めます。
(地域社会への貢献)
第8条 私たち教職員は、大学が果たすべき社会的使命を自覚し、教育・研究成果の社会への還元や地域社会との連携を通じて、社会貢献するとともに、開かれた大学づくりを推進します。
(情報の公開、管理)
第9条 私たち教職員は、教育・研究活動状況や財政状況等を適切に開示するとともに、業務上知り得た個人情報の保護や秘密の保持を厳格に行うなど、情報の管理を徹底します。
(地球環境への配慮)
第10条 私たち教職員は、地球環境の現況を認識し、身近な環境の保全や資源の保護を心がけた活動を推進し、教育理念でもある「地球共生系『人と動物と環境の共生をめざして』」の実現に向けて取り組みます。
(安全・安心な環境の整備)
第11条 私たち教職員は、業務の遂行にあたり、安全に対する意識を高め、安全・安心かつ快適な教育、学修、研究及び就業環境を整備します。
(資産等の適正な管理)
第12条 私たち教職員は、本学の財政が学生等納付金、寄附金、補助金等により成り立っていることを認識して、資産及び資⾦を適正かつ効率的に管理し、経費の適正な使用に努めます。
(改廃)
第13条 この行動規範の改廃は、教育研究会議の意見を聴いて学長が行う。
附則
この行動規範は、令和5年3月20日に制定し、同日から施行する