○麻布大学大学院獣医学研究科博士論文審査規程
平成9年11月5日
規程
第1条 麻布大学学位規則(以下「規則」という。)第3条第3項の規定による博士の学位審査の取扱いは、別段の定めがあるもののほか、この規程のさだめるところによる。
第2条 規則第8条第2項第2号の規定による研究歴は次の区分とする。
(1) 大学院修士課程修了者 5年以上
(2) 6年制大学学部卒業者 5年以上
(3) 4年制大学学部卒業者 7年以上
(4) 旧制大学学部卒業者 6年以上
(5) 旧制専門学校卒業者 8年以上
(6) 短期大学卒業者 9年以上
(7) 前各号以外の者で研究歴15年以上に達し、かつ、研究科教授会の意見を聴いて、研究科長が認めた者
第3条 前条の研究歴とは、次に該当するものとする。
(1) 大学の専任教員として研究に従事した期間
(2) 大学院の研究員として在学した期間
(3) 大学の研究生、専攻科生として在学した期間
(4) 大学院を退学した者の場合は大学院に在学した期間
(5) 権威ある研究施設において専任職員として研究に従事した期間
(6) 研究科教授会の意見を聴いて、研究科長が前各号と同等以上と認める方法により研究に従事した期間
第4条 前条第1項第6号に規定する研究歴の期間は、次のように算定する。
第5条 前条に該当する者の研究歴の算定にあたっては、研究期間に関する施設の長の発行する証明書及び公表論文の内容、編数等を参考とする。
第6条 論文博士の学位を請求しようとする者は、予備調査資料(製本された主論文及び参考論文、履歴書及び研究歴証明書、推薦者の推薦書)に予備調査料を添えて、研究科長に予備調査を申請する。
2 研究科長は、委員3名以上に予備調査を委嘱する。委員は論文の内容、研究歴、人物、学力等につき予備的に調査を行う。
3 予備調査期間は、3か月を目途とする。
4 予備調査を終えた委員は、研究科長に調査結果を報告する。
5 研究科長は、予備調査を終わった者について、研究科教授会の意見を聴いて、学位申請論文としての受付の可否を学長に報告する。
第7条 前条第3項の予備調査期間は、麻布大学学位規則第9条に定める審査期間に算入することができる。
第8条 この規程の改廃は、本研究科教授会の意見を聴いて学長が行う。
附則
1 この規程は、平成9年11月5日に制定し、同日から施行する。
2 麻布大学博士論文審査規程(昭和38年9月16日制定)及び麻布大学博士論文審査規程取扱内規(昭和38年9月16日制定)は、廃止する。
附則
この規程は、平成27年3月17日に改正し、平成27年4月1日から施行する。