麻布獣医学園は、明治23年(1890年)、東京麻布に東京獣医講習所を開設して以来、今年で創立135周年を迎えます。戦後、相模原に地を移し、混乱期を乗り越え、畜産学、動物応用科学、生命科学、環境科学とその教育研究分野を拡げ、昭和36年(1961年)には淵野辺高等学校、現在の麻布大学附属高校も開設して、多く皆様の支援を頂きながら、優秀な人材を輩出し、社会に貢献する歴史を築いて参りました。
 私学経営は、今後、少子化の進展によりかつてない厳しい時代を迎えることになります。このような中、本学にあっては、これまで培われてきた教育研究実績を礎とし、全教職員が一体となって不断の改革を推進することで、社会から信頼され評価される学びの場であり続け、より豊かで持続可能な社会の実現に貢献していきたいと考えています。
 選ばれる学びの場であり続けるための環境作りに皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
麻布獣医学園 理事長 小倉 弘明
麻布大学は、創立以来「動物・生命科学」に特化した教育・研究を通じて、課題発見・解決力や高度な専門性と倫理観、豊かな人間性とリーダーシップを兼ね備えた人材を輩出し、社会に貢献してまいりました。近い将来、18歳人口の急激な減少という、大学存続を脅かす厳しい環境に直面しております。こうした中、本学は、学生・教職員全員が生きがいと目標を実感できる教育・研究環境の実現を目指し、他にはない専門性とイノベーションを持つ組織改革に挑戦しています。また、これらを軸とした戦略的なブランディングにも注力しています。この取り組みを推進するためには、皆様の厚いご支援が不可欠です。皆様からのご寄附は、学生の学びや研究のさらなる充実、国際交流の促進、附属動物病院の充実や最新設備の整備等に活用させていただきます。これにより、本学が国内外でさらに存在感を高める礎となります。創立150周年に向けて「選ばれる大学」となるため、強みである動物・生命科学分野を牽引するリーダーとなるというビジョンを掲げ、「挑戦・変革・実行」をモットーに、今、新たな一歩を踏み出しています。学生・教職員が未来を切り拓く活力ある大学づくりへのお力添えを、心よりお願い申し上げます。
麻布大学 学長 村上 賢
麻布大学附属高等学校は、創立から60余年の歴史を重ね、特に近年は進学校としての評価が確立されつつあり、大学進学実績も着実に向上しております。現在は多くの中学生に本校を選んでいただいておりますが、学校の持続的な発展のためには、老朽化が進む高校2号棟の建て替えをはじめとする教育環境の一層の整備が急務となっています。
 未来を担う生徒たちのため、皆様の温かいご支援を心よりお願い申し上げます。
麻布大学附属高等学校 校長 坪井 芳朗
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