麻布大学

地域連携・国際交流REGIONAL COOPERATION / INTERNATIONAL EXCHANGE

【終了】令和3年度 麻布大学教育セミナー(市民公開講座)

本学は教育研究の理念である「人、動物、環境の共生をめざして」について、大学で生まれたこの分野のさまざまな研究成果や磨かれた技術を社会に発信し、社会の発展に貢献する目的で、麻布大学教育セミナーを開催します。

セミナー詳細

江口祐輔(麻布大学フィールドワークセンター長)メインテーマ:「人の環境、動物の環境」
講師:江口祐輔(麻布大学フィールドワークセンター長)

<第1部>「環境と社会の変化が動物に与える影響」
野生動物は、自然環境の変化にとどまらず、人の社会環境の変化によっても大きく自分たちの生活を変えてしまう。生きることに懸命な野生動物の環境変化に対する行動や生態について紹介すると共に、私たちの生活様式や環境への関わり方を考える。

<第2部>「野生動物との共存・共生に必要なこと」

人が野生動物を理解するときにどうしても人の目線で評価をしてしまいがちである。人の価値観(目線)で評価してしまうことで野生動物に対して間違った対応を行ってしまうことが多い。そこで、動物の目線で動物を理解すると新たな共存共生の道が開けることを紹介する。

いのししいのしし

開催概要

開催日 令和3年11月27日(土)
開催時間 13時~15時
会場 麻布大学 大教室
参加費

無料(先着70人)
※御参加の方は、当日のマスクの着用・手指消毒・検温に御協力ください。

参加申込み方法

メール(sotsugo(a)azabu-u.ac.jp※(a)を@に変更してください。)又はFAX(042-769-1938)にて、「代表者の氏名/参加人数」、「連絡先」をお伝えください。当方より折り返し御連絡いたします。学内関係者はリモートでの聴講となります。

フィールドワークセンター紹介

麻布大学フィールドワークセンターは、人と動物と自然との共生を目指し、野生動物の行動および鳥獣害対策、資源利活用、地域づくりの先駆的な教育・研究を行う施設です。本学は、これまでも長年にわたって美郷町および島根県と連携してきました。野生動物による農作物被害を逆手に取って、住民とともに実施してきた被害対策と地域づくりや野生動物と人との共生を理念にしたイノシシ肉の利活用は、先駆的な取り
組みとして全国から注目を浴びています。今後は、フィールドワークセンターをますます活用し、獣害対策や野生動物の資源利用、農業や地域づくりに取り組む企業や団体、行政、高校と連携して教育研究活動を展開していきます。

〈フィールドワークセンター所在地〉
〒699-4621 島根県邑智郡美郷町粕渕161 番地

フィールドワークセンター