教職課程への登録方法と登録料

教職課程への履修登録の方法

教職課程への登録手続きは、原則として１年次とし、４月中旬頃までの指定された期間に履修登録を行っていただきます。履修登録は、所定の「教職課程履修願」と、免許状の種類により下記の「教職課程特別受講料」を添えて、教務課に申し込んでいただきます。ただし、大学院の専修免許状については、特別受講料は徴収しません。

登録料（教職課程特別受講料）

教職課程の登録時に必要な特別受講料は、以下の通りです。麻布大学として徴収する費用は原則としてこれのみで、１年次だけの徴収となります（２年次以降に毎年支払う必要はありません）。ただし、教育実習や介護等体験において、受入先から実費や謝礼等を要請される場合があります。また、教員免許状授与の申請時に、神奈川県教育委員会に１件つき申請手数料（神奈川県収入証紙3,300円分）を支払う必要があります。

麻布大学の教職課程では、中学校理科と高等学校理科（または農業）の両方の教員免許状取得をめざす学生は「中学高校コース」を選択します。また、高等学校理科（または農業）の教員免許状のみの取得をめざす学生は「高校コース」を選択します。受講料は、登録したどちらかのコースの受講料のみで、重複して支払う必要はありません。また、高等学校の理科および農業の両方の免許状を取得したい場合でも、受講料を重複して支払う必要はありません。例えば、中学理科・高校理科の２種類の免許状を取得したい場合には30,000円、中学理科・高校理科・高校農業の３種類の免許状を取得したい場合にも30,000円、高校理科のみの１種類、または、高校理科・高校農業の２種類の免許状を取得したい場合、高校の科目のみですのでいずれも20,000円となります（ただし、学部・学科により取得可能な免許状は異なります）。

教職課程の履修を取り止める場合

教職課程の履修登録後でも、履修を取り止めることができます。各学部・学科の授業の履修に専念したい、進路の検討の結果として教員免許状が必要なくなったなどの理由によって、途中で教職課程を辞退するケースは、実際にあります。ただし、この場合でも、特別受講料は返還されませんので、予めご了承ください。

教職課程における科目等履修制度の利用について

教職課程の一部科目が取得できないまま卒業した場合（卒業時に免許状は授与されません）など、何らかの事情により教員免許状に係る所要資格を取得することを目的とする麻布大学の卒業生は、「麻布大学科目等履修生規則」に従って、教職課程の科目を履修することができます（選考があるため必ず許可される訳ではありません）。なお、一定の条件を満たす場合、入学金・授業料の免除・減免もあります。詳細については、申請前に必ず、教務課までご相談ください。