麻布大学

学部・大学院ACADEMIC / GRADUATE

所有装置

走査型電子顕微鏡(SEM)【電子顕微鏡室 3階 L304】

臨床検査部門環境分析部門

卓上、コンパクト、廉価で、簡易的に使用できるにも関わらず、微小な表面構造を鮮明に観察することができます。
生体試料の形態学的解析、物質の材料分析などで使用しています。

日立ハイテクTM3030Plus

透過型電子顕微鏡(TEM)【電子顕微鏡室 3階 L304】

臨床検査部門食品分析部門

細胞内のミトコンドリアのクリステなどを1mmの10万分の1の大きさまで拡大して、高倍率視野で観察することができます。

JEOLJEM-2100

インキュベーター蛍光顕微鏡【大型機器室 3階 L305】

臨床検査部門食品分析部門

最大8サンプルの蛍光観察が可能で、長時間のタイムラプスイメージングができます。

オリンパスLCV110

ウルトラミクロトーム【電子顕微鏡室 3階 L304】

臨床検査部門食品分析部門

電子顕微鏡標本作製のときに細胞を超薄くスライスする機械です。40~90nmと、非常に薄くスライスすることができます。

Leica MicrosystemsEM UC7

Leica MicrosystemsREICHERT SUPERNOVA

共焦点レーザー顕微鏡【電子顕微鏡室 3階 L304】

臨床検査部門食品分析部門環境分析部門

蛍光色素・抗体により細胞内の物質分布を光学断層画像として取得し、多重染色して観察することができます。

Leica MicrosystemsTCS SP5 Ⅱ

凍結切片作製装置(クリオスタット)【電子顕微鏡室 3階 L304】

臨床検査部門食品分析部門

組織を凍結し、薄くスライスする装置です。手術中に急いで診断するときや、脂肪の染色などに使用します。

Thermo ScientificNX50HV

コーティング装置(イオンスパッタ)【電子顕微鏡室 3階 L304】

臨床検査部門食品分析部門

金やプラチナなどの金属の膜を試料の表面に形成して観察しやすくします。

日立ハイテクE1020

誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP-MS)【大型機器室 4階 L410】

環境分析部門

周期表中のほとんどの元素を分析することができる、最も高感度な装置です。試料中の極微量な無機元素を50元素以上も同時に、精密、正確に測定できます。
プラズマによってイオン化した試料中の元素を質量分析計に導入し、定量を行います。

環境試料、生体試料、食品試料などの分析を行っています。

Agilent Technologies7700x G3281A

誘導結合プラズマ発光分光分析計(ICP-AES)【大型機器室 4階 L410】

食品分析部門環境分析部門

様々な試料に含まれる元素を、多元素同時に測定することができます。
霧状にした試料をプラズマに導入し、元素が発する光によって定性、定量を行います。

環境試料、生体試料、食品試料のカルシウムなどの元素の測定に使用しています。

島津製作所ICPE-9000

高速液体クロマトグラフ質量分析計(LC-MS)【共用機器室 4階 L411】

臨床検査部門食品分析部門

HPLCと質量分析計(MS)の2種類の機器から構成されています。
イオントラップ型のMSで、プロテオミクス研究に利用しています。
酵素消化したタンパク質を、データベース内にあるタンパク質の一次構造情報と比較することにより短時間で同定することができます。

サーモエレクトロンParadigmMS4 LCQ Advantage MAX

高速冷却遠心機【大型機器室 3階 L305】

臨床検査部門食品分析部門環境分析部門

混合試料を、遠心力によって物質の密度の差から分離する装置です。1分間に2万回転と超高速で回転するため、試料温度が摩擦熱で上昇しないように冷却機能があります。

トミー精工Suprema23

マイクロ波分解装置(マイクロウェーブ)【共用機器室 4階 L410】

食品分析部門環境分析部門

固体試料や液体試料にマイクロ波を照射することで加熱分解し、液状の試料を得ることができます。元素分析の前処理として使用しています。

マイルストーンSTART D

高速液体クロマトグラフ質量分析計(LC-MS-MS)【大型機器室 3階 L306】

食品分析部門環境分析部門

高速液体クロマトグラフ(LC800)によって分離された物質を質量分析計に直接導入することで、物質の同定及び定量を行います。
比較的極性の高い物質を測定することを得意とする装置です。

ジーエルサイエンス/SCIEXLC800/SCIEX 3200Q TRAP

ガスクロマトグラフ質量分析計(GC-MS)【大型機器室 3階 L306】

食品分析部門環境分析部門

ガスクロマトグラフによって分離された、揮発性が高く極性が低い物質を質量分析計に直接導入し、物質の同定及び定量を行う装置です。

液体注入、ヘッドスペース、固相マイクロ抽出が可能なサンプラーが装備されています。食品中の有効成分、毒性物質、臭い成分、環境試料中のVOCなどを測定できます。

Agilent TechnologiesG7890A MS5975C

ガスクロマトグラフ(GC)【実習室 4階 L402】

環境分析部門

試料中の化合物を気化させてカラムに導入することで分離し、定量することができます。
目的物質により、3種の異なる検出器を備えたガスクロマトグラフを使用します。
実習では、水中のトリハロメタンなどを測定しています。

Agilent TechnologiesG6890

ガスクロマトグラフ質量分析計(GC-MS)【大型機器室 3階 L305】

食品分析部門

混合試料をガスクロマトグラフで分離し、質量分析計に導入することで、定量することができます。
食品中のカビ毒、臭気物質などの測定に使用されています。

Agilent TechnologiesG6890N. MS5973

高速液体クロマトグラフ(HPLC)【大型機器室 3階 L305】

食品分析部門

固定相に移動相を通すことで、試料中の目的物質を分離し、検出器に導入することで、定性、定量分析することができます。
様々な種類の固定相や移動相を選択し、組み合わせることによって、いろいろな種類の化合物を測定することができます。
環境試料中のイオン成分や化学物質、食品試料中のアミノ酸や食品添加物などを測定しています。

島津製作所LC10シリーズ