所属
獣医学部 基礎教育研究室
担当教員
佐原 弘益 教授
研究キーワード
癌、免疫学
研究内容

Self-antigen localization in Dendritic cell
- MHC class II(MHCII)に提示される自己抗原分子の提示機構。
プロフェッショナル抗原提示細胞のMHC II分子に提示される自己抗原に対する過剰反応が自己免疫疾患に起因すると考えられている。
しかしながら、その提示機構に関してはまだ不明な点が多い。本研究室では自己抗原が提示される機構、提示されている自己抗原分子の物性から自己免疫疾患の原因を研究していく。 - 新規抗がん剤の腫瘍新生血管阻害作用の解析。
海洋生物ウニの腸から抽出した新規抗ガン剤、SQ MGは固形腫瘍が増大する過程で新生される腫瘍血管の新生を阻害することで、抗腫瘍効果が発揮されることを明らかにしてきた。現在、癌の血管新生において、SQMGがどのような分子(遺伝子)を標的にしているのか、を探索している。
また、イヌ癌に対する治療試験も実施し、医薬品開発のための基礎研究も行っている。 - ウイルスによる発癌機構の解析。
ヒトC型肝炎ウイルス(HCV)は原発性肝臓癌の主 要な原因因子である。我々はHCVの複製過程に関わる宿主由来の分子(遺伝子)を発見した。その分子はヒト肝臓癌だけでなく、他のヒト癌細胞ににも広く発現している遺伝子であるが、正常組織には極めて発現が低い。したがって、正常肝細胞にHCVが感染後、肝癌に移行する過程でその遺伝子の役割を知ることは、癌化に向かう機構の一端を見ることができる可能性がある。現在、炎症 反応とその遺伝子発現について研究している。
先生から一言
どんなに小さい一歩でも、自分で踏み出さない限り、決して前には進みません。どんなに、どんなに小さくても、昨日よりは前に進みたい、と言う気持ちでいます。
場所
獣医学部棟 5階 514号室
研究室メンバーの声
(2009年度現在)
獣医学科 小林 大輔
動物応用科学科 北島 奈々
動物応用科学科 今野 純平
動物応用科学科 笹井 美里
動物応用科学科 田辺 敦
動物応用科学科 三浦 佑子
動物応用科学科 蜂須賀 雅美
動物応用科学科 石井和樹
動物応用科学科 高田昴
動物応用科学科 前田弘貴
研究室出身者の声
獣医学科卒、獣医師・鴨林慶(2008年度卒業)

