獣医学部 動物応用科学科 永澤 美保 特任助手の論文が「Hormones&Behavior」に掲載されます。
2009年1月 8日 13:59
![]()

獣医学部 動物応用科学科 永澤 美保 特任助手の行った論文が「Hormones&Behavior」に掲載されます。
《詳細》
ヒトとイヌの絆形成のメカニズム解明
ヒトとイヌの交流においてイヌからの注視が飼い主の尿中オキシトシンを上昇させる
ヒト-イヌのような異種間での社会的絆の形成との関連についての生物学的根拠はこれまで、ほとんど明らかにされてこなかった。
オキシトシンは動物の社会的な絆の形成において非常に重要な役割を担っているホルモンであり、ヒトでは信頼感やストレス軽減作用などが知られている。
本研究では、イヌからヒトへの愛着行動を示していると考えられる"イヌからの注視"に着目し、イヌとの交流後にヒトの尿中オキシトシン濃度が上昇するかどうかを調べた。
イヌとの自由な交流の前後における飼い主の尿中オキシトシンを比較したところ、"イヌからの注視"から始まる飼い主-イヌ間のやりとりの回数が多い飼い主では、尿中オキシトシンの増加が認められた。
このことから、イヌからの注視がヒトの絆ホルモンとしてのオキシトシンを上昇させ、ヒトとイヌの絆形成に役立っている可能性が示された。
