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森田英利教授と企業の発明「ダイオキシン類駆除促進剤」が特許化

2011年6月 1日 13:36

 プレスリリース 獣医学部


食品科学研究室の森田英利教授と同研究室の博士後期課程修了生である吉川宏氏(学術博士)とカルピス株式会社との共同研究により、「ダイオキシン類駆除促進剤」の発明が、国際特許となった。2002年に国際特許出願(PCT/JP2003/006883)し、2004年には国内特許出願(特願2004-508827)を行っていた。

本発明は、体内に蓄積したダイオキシン類により急性毒性または慢性毒性を受けている生体の体内に蓄積したダイオキシン類の体外への排泄を促進させる能力を有する微生物としてバチルス・ズブチリスC-3102(FERM BP-1096)を有効成分として含有し、投与量が一日あたり10の6乗 cells/kg体重以上であることを特徴とするダイオキシン類排除促進剤である。

本発明の促進剤は、ダイオキシン類により変性失活したシトクロムP450の効果を回復させ、自然な排出作用を促すことから、食品、飲料などに利用することができる。また、家畜の飼料等に利用することで、ダイオキシン類の家畜への蓄積抑制に寄与することも期待される。

バチルス・ズブチリスC-3102(FERM BP-1096)は枯草菌の一種で、カルピス株式会社が従来より安全な微生物資材として利用していた細菌であり、それに新たな機能を見出した成果である。