学校法人 麻布獣医学園

学園の概要ABOUT

建学の精神

photo01.jpg本学の建学の精神を表す言葉は『学理の討究と誠実なる実践』である。
「本学は、創設者與倉東隆先生の建学の精神である、学理を討究し実践を重んじる誠実なる校風を受け継ぎ、人と動物の共存及び、人と自然環境との調和の途を探求することを目的とした学術の教授」である。

本学園の創設者である與倉東隆先生は、
獣医学教育が単なる学問としての探求だけではなく、それを即戦力として実社会に役立てること、即ち「実学」としてのものでなければならないとして、明治23年、東京麻布区に、「東京獣医講習所」を開設したものである。
その後の本学園は幾多の変遷と苦難の道を歩みながらも、教職員等関係者の情熱と努力に、同窓各位からの協力もあいまって、時折々の社会の要請に的確に応えるべく、実学としての教育理念を誠実に実践して、国の繁栄に役立つ多くの人材を輩出し、国民生活の安定向上に貢献して来ている。
現在の本学における教育も、獣医学術の他に、獣医学部における人と動物との係り及び、生命・環境科学部における人と自然環境との調和等、現在われわれ人類が社会生活を送る上で最も必要とし、しかも世界的課題でもある事柄に関する学術を教授しているが、これこそ創設者與倉東隆先生が願っていた「学理討究と実学の精神」を受け継いだものである。
以上のように、本学としての教育理念(精神)は、歴史的に、また実際の取り組みの面からも「学理の討究」と、その「誠実なる実践」にある。と言うことが出来る。
*平成9年 建学の精神検討委員会にて、再確認された。