学校法人 麻布獣医学園

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平成27年度 麻布大学 卒業式 理事長 祝辞

平成27年度麻布大学卒業証書・学位記 授与式 ならびに大学院 学位記授与式が挙行されるこの良き日にあたり、麻布獣医学園理事長としてお祝いを申し上げます。

卒業生の皆様、ご卒業おめでとうございます。ならびに、大学院修了者の皆様、修了おめでとうございます。皆様に心よりお祝い申し上げます。また、卒業生ならびに修了者をサポートしていただきましたご家族の皆様をはじめ、関係者の皆様にもお祝いを申し上げ、同時に、これまで麻布大学に対しまして、ご協力とご理解を賜りましたことに厚く御礼申し上げます。

皆様は、学部では4年間もしくは6年間、さらに大学院においては、さらに2年間、4年間もしくは5年間と、とても長い時間をこの相模原市の麻布大学のキャンパスで共に過ごされ、「地球共生系:人と動物と環境の共生をめざして」という教育理念のもと、学業を修めたこととなります。そして、その証として、学部の卒業者には「学士」、大学院博士前期過程の修了者には「修士」、そして大学院博士後期課程の修了者には「博士」の学位を取得されたということとなるわけでございます。そして、皆様を大学で指導された先生は、研究の指導者でもあり、そして「師匠」であるわけです。この「師匠」のことを、英語では「メンター」とよんでおります。ここにおられる多くの卒業生、大学院修了者もこの麻布大学で、良き「メンター」と出会うことができたものと存じます。さらに学生生活においても、クラブ活動などをとおして、たいへん多くの友人と出会ったものと存じます。そして本日、そのメンターや友人との節目を迎えられた、というところであります。

これから皆様は、社会人として様々な世界へ羽ばたいていかれることとなるわけですが、現在のこの社会は、たいへんに厳しいものがございます。日本においては、急速な少子高齢化やグローバル化が進み、社会の構造やしくみが大きく変わる、まさに「変化の時代」であります。さらに地球規模での「人口増加」、「地球温暖化など環境問題」、「経済格差」、「欧州、中東での難民問題」など、まさに「激動の時代」であります。この激しく変化する社会において、皆様は、その「個」の力を高めていくことが大切だと思います。そして皆様は、この社会の変化に適用し、その変化をチャンスとして捕らえて、ご活躍していただきたいと存じます。そのためには、麻布大学で培った「チャレンジ精神」を忘れずに、「夢」と「希望」をもって、積極的に、前向きに、そして日頃から自己研鑽に励み、謙虚に、そして笑顔をわすれずに、活動していただきたいと存じます。

本年度は、この麻布獣医学園は、創立125周年を迎えた節目の年度であります。創立125周年の卒業生である皆様は、まさに麻布大学にとって「誇り」であり、同時に未来の本学の担い手でもございます。今後も麻布大学は、皆様とともに連携を深めて、本学の存在意義を高めていきたいと強く感じている所でございます。

さて、スコットランドの民謡に将来の再会を誓う歌がございます。「オールド ラング ザイン」という歌ですが、この歌こそが日本でまさに卒業式の定番の歌でございます、皆様がよくご存知の「蛍の光」の原曲であります。ここに集った皆様も、ぜひ、メンターや友人と「将来の再会」を誓い合っていただきたいと存じます。

最後になってしまいましたが、ここにお集まりただきました、すべての皆様のご健勝とご多幸を祈念いたしまして、私のお祝いのご挨拶とさせていただきます。

平成28年3月15日
麻布獣医学園 理事長 柏崎 直巳