麻布大学

ニュースNEWS

麻布大学 『知的資産の"今"』をお伝えするニュースリリース 2015年6月号

<新発見ハイライト>(本学専任教員(共)著者,掲載誌)
『ラットの精管は他の動物と同様に副生殖腺を貫き尿道に開口すると成書に記載されているが、本研究からラット精管は精管膨大部を欠き、粘膜乳頭を形成してアンプル腺に開口することを三次元的に初めて明らかにした』
(和久井・猪股・市原・浅利 他、Prostate, 第75巻)筆頭・責任著者:和久井

『低温飼育下でのコイの肝臓と腎臓におけるUCP1遺伝子の発現低下、及び続く常温飼育下での当該遺伝子の適応的発現変化には、マウス褐色脂肪でみられる温度によるUCP1遺伝子発現変化の分子機序とは異なるユニークな制御機構が関与している』
(村上・白井 他、Comparative Biochemistry and Physiology - Part A: Molecular and Integrative Physiology, 第185巻)筆頭・責任著者:村上

『稀な先天性心疾患である猫の末梢肺動脈狭窄症において、内科的治療応答と自然経過を示した』
(青木・伊藤哲・金井・藤井 他、Journal of Veterinary Medical Science, 第77巻)筆頭・責任著者:青木

*以上,SCOPUS掲載順


BIO Tech2015 アカデミックフォーラム出展報告並びに御来場の御礼
2015年5月13日(水)~15日(金)に,東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された『BIO Tech2015』に本年も出展参加しました。

麻布大学ブースでは,「食の安全安心から見たカビ毒のリスク評価と防止戦略」,「食品成分による疼痛緩和のメカニズム」,「B6系統にEL系統のけいれん発作感受性QTLを導入したマウス」の研究成果をメインに紹介しました。

また,3課題の口頭発表の際には多くの方々に御臨席いただき,改めまして御礼申し上げます。
なお,たいへん盛況であったため,その後のブースでお一人お一人へのお時間の確保が十分ではありませんでしたことを御寛容ください。

出展しました研究者をはじめ,産学連携スタッフ一同,皆様方と研究を通じた連携へ発展できますことを願っております。

BIO Tech2015 アカデミックフォーラム出展報告並びに御来場の御礼


日本養豚大学校第2期開講式が行われました
5月25日(月)、本学 産業動物臨床センターにて、日本養豚大学校第2期開講式が行われました。
今年も36人の受講生を招き、養豚産業の哲学から実地教育まで、計9日間(平成27年5月25日から27日、平成27年7月21日から23日、平成27年9月14日から16日)を通して、養豚産業・地域産業を担う人づくりを実践していきます。

日本養豚大学校第2期開講式が行われました

発明リスト(本学発明者)
『黄色ブドウ球菌に結合するタンパク質及びそのタンパク質を利用した黄色ブドウ球菌測定方法』(内山)
『新規アレルゲンおよびその使用』(曽川)


本学では,産官学連携を積極的に推進しています。
『共同研究』・『受託研究』・『学術指導』,『特許技術のライセンス』 等を随時,受け付けています。

お問い合わせ先

麻布大学 学術支援課 角野 由香,根本 拓也