麻布大学

附属・関連団体RELATED

附属動物病院

創設者與倉東隆が、まず家畜病院を作り、獣医臨床の実際をしっかり教育することを重視したように、麻布大学は獣医学教育を縦糸として発展してきました。診療の対象とする動物の種類が増えて動物病院と呼ぶようになった今、獣医師を養成するための大学附属動物病院の役割は増大しております。

すでに新しい構想での獣医臨床センターが動きだし、大学附属動物病院は拡充され、家庭で飼育されるさまざまな動物を対象とする小動物診療部門、産業動物診療部門、両者にまたがる検査診断部門を統合する大きな病院になりました。獣医学部と大学院の教育と研究の中枢機関になっております。

ここでは、寿命が延びた飼育動物の疾病に対応する高度な動物医療技術の研究教育とともにさまざまな動物の病気や病態からヒトの病気のモデルを探り、健康増進に役立てようとする試みにも取り組みます。来院する病気の動物は、高度な診断・治療を受けますが、そのプロセスは最新の映像・情報機器によって学生の実習室にリアルタイムで伝えられ、学生の教育資源としても活用されます。

麻布大学附属動物病院

小動物臨床研究室