出る杭を引き出す教育プログラム
麻布出る杭プログラムとは?
本学の「動物共生科学ジェネラリスト育成プログラム」が文部科学省の令和2 年度大学教育再生戦略推進費「知識集約型社会を支える人材育成事業」の『メニューⅡ 出る杭を引き出す教育プログラム』に全国の大学で唯一採択されました。
「麻布出る杭」は、文部科学省の「出る杭を引き出す教育プログラム」で採択された「動物共生科学ジェネラリスト育成プログラム」の略称です。
FEATURE 01
1年次から取り組める「本物」の研究
1年次の後期から本物の研究へチャレンジできるだけでなく、研究を通して3つの力が身につきます。
- コア力:自分の専門をさらに深く掘り下げる力
高い専門性が求められる研究に1年次から参加することで、その力を身につけます。 - 広範展開力:自分の専門性を広く生かすための力
麻布大学の誇る幅広い教員による、動物生命や食品、環境を学ぶ「地球共生論」などが設けられています。
自分の専門分野で得た知識や考え方を、関連する分野へと展開する力を得ます。 - 実践力:現場で役立つ力
「フィールドワークセンター」や「データサイエンスセンター」など、実践の場での教育と研究を行います。実社会は答えのない世界です。
その中で最も適切となる答えを見つけ、それに向けて実践する力を養います。受け身の教育では得ることが難しい資質や感覚を磨きます。
FEATURE 02
高校 - 大学 - 大学院の有機的な連携で個々の「出る杭」をさらに伸ばす
シームレスな「学びの環境」を整えることにより、自分の学年にとらわれず、幅広い先端教育を受けることが可能になります。
FEATURE 03
高校生から大学の教育研究を受けられる「いのちと共生のプログラム」
2023年度(予定)から高校生が大学の先生から直接の指導を受けながら研究にチャレンジできます。また、大学の授業も受講可能です。高校生で受けた大学の授業は、入学後に大学の単位として認定され、大学での自由な時間を増やすことができます。
FEATURE 04
大学院の早期修了が可能に
学部在籍中に大学院の授業が履修できるため、大学院修士課程を1年早く修了するチャンスがあります。1年分の学費が節約できるだけでなく、理系大学院修了者には大きな金銭的メリットがあります。学部卒業者と比較して生涯年収で約4000万円上昇することが内閣府の調査研究※で明らかになっています。
※「大学院卒の賃金プレミアム―マイクロデータによる年齢-賃金プロファイルの分析―」
このプログラムでは、高校-大学-大学院をシームレスにつなぎ、みなさんのやる気を見出し「出る杭」をさらに伸ばすことを目指しています。詳細は以下のリンクから特設WEBサイトをご覧ください
プレスリリース:麻布大学、知識集約型社会を支える人材育成事業 「出る杭を引き出す教育プログラム」採択