麻布大学

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介護等体験について

中学校教諭の普通免許状の授与の条件として、7日間の「介護等体験」が法令によって義務づけられています。麻布大学の教職課程では、7日間の介護等体験を、原則として特別支援学校に2日間、社会福祉施設に5日間、分けて行うよう指導しています。これは、介護等体験の趣旨を達成するためには、1カ所だけでなく、複数の場所で体験をすることが必要だからです。なお、これは本学だけではなく、他大学における教職課程でも、一般にこのような形態がとられています。

本学では、介護等体験は、通常2年次に実施しますが、事情により3年次以降に実施する場合もあります。実際の介護等体験の詳細については、2年次の冒頭に「介護等体験ガイダンス」を実施します。ガイダンスでは、『介護等体験ガイドブック 新フィリア』を配布して使用します(書籍代金は不要です)。さらに、介護等体験中の記録は、本学独自の冊子『介護等体験実習ノート』にまとめてもらいます。

介護等体験の修了によって発行していただく「修了証明書」は、中学校の教員免許状の授与申請をする際の大切な書類となります。

なお、介護等体験に当たって、麻布大学から特別料金を徴収することはありません(1年次の履修登録時の特別受講料のみです)が、学校や施設に行く際の交通費等は本人が負担することになります。また、特に社会福祉施設では、施設により異なりますが、1日あたり2千円程度の体験費用が必要となる場合があります。

介護等体験の具体的事項については、履修登録時に配布される『教職課程履修ガイド』に「介護等体験について」として掲載されています。

教職課程 履修ガイド