ICT教育の取組について《方針》
麻布獣医学園は2019年度事業計画の重点施策事業として、「教育の情報化の推進」を掲げており、学力の三要素をより高いレベルで身につけるために、講義形式の教育だけでなく、双方向・多方向形式の教育を導入・充実し、学生の主体的な学びを推進していくこととしています。
また、主体的な学びをサポートする環境作り(Wi-Fi環境の充実など)を進めるとともに、学生が主体的に学修するアクティブラーニングなどの教育手法の展開を推進していくこととしています。
〇2018年度までに取り組んだこと
- 大学院学生に対し研究倫理教育APRINのe-Learningの受講を要請。
- 学生の理解度を把握しながら授業を実施できるクリッカー、小テスト機能及び学修成果を把握するためのアンケート機能等を備えたLMS(學理)の導入。
- ドリル機能を用いた繰り返し学習により知識獲得を強化するとともに、ライセンス教育を行う学科の国家試験合格率の向上を支援するためにCBT(実践)の導入。
〇2019年度以降に取り組む予定
- e-ラーニングでの情報セキュリティ教育の実施。
- 教養基礎教育及び専門教育の双方を通じ、各分野の実情に合わせて情報化教育を推進することとし、獣医学・臨床検査学分野にあっては症例検討など、生命科学分野にあってはデータベースを用いた調査研究などへの活用を図ることとしています。
- 英語によるコミュニケーションスキルを向上させるため、スカイプ英会話を使用するためのオープンアクセスルームを設備し、実践的な語学教育を実施します。
- 2020年度入学者からはタブレット等の必携化を実施します。
今後も本学園としてICT教育に積極的に取り組む方針です。
平成31年4月1日
麻布大学長