麻布大学 『知的資産の"今"』をお伝えするニュースリリース　2015年9月号

■ ＜新発見ハイライト＞（本学専任教員（共）著者，掲載誌）

『暗い・狭いところを好む」というマウスの習性を利用して、分単位で筋力を評価できるシステムを確立した』
（折戸 他、Journal of Pharmacological and Toxicological Methods, 第76巻）責任著者：折戸

『急性期タンパクの血清濃度半減期は、ラットではα2Mが68.1時間、AAGが164.8時間であり、イヌではCRPが161.9時間、AAGが304.4時間であった』
（栗林・山本 他、Inflammation, 第38巻）筆頭著者：栗林、責任著者：山本

『日本人の若年者の喫煙に関して、タウのリン酸化に関係し、躁うつ病の治療にも関連するGSK-3βの遺伝子多型が喫煙行動の常習化に関連していることを示唆した』
（岩橋 他、Japanese Journal of Neuropsychopharmacology, 第35巻）責任著者：岩橋

『神経伝達物質ノルエピネフリンのトランスポーターの遺伝子多型がNEO-FFI性格検査における人格特性に影響を与える可能性を示唆した』
（岩橋・大谷 他、Psychiatry Investigation, 第12巻）責任著者：岩橋

『ヒトおよび動物で報告が無い骨形成を伴うリンパ管肉腫を始めて犬の耳介に認め、その病理組織学的特徴を報告した』
（上家・代田欣二 他、Journal of Veterinary Medical Science, 第77巻）責任著者：代田

『ウォーターサーバー水の細菌汚染状況を調査したところ、140試料中42試料（30.0%）から水質基準値を超えた一般細菌が検出され、最高検出菌数は2.1×105 CFU/mlであった』
（古畑・石崎・福山、Biocontrol Science, 第20巻）責任著者：福山

『エコー検査により、ホルスタイン種乳牛における血漿中プロジェステロン濃度 (P4) が1 ng/mL 以上であるかそれ未満であるかを判別できるかどうか検討した結果、黄体面積が1.3 cm2未満の場合には機能的な黄体は存在せず、3.3 cm2以上場合には機能的な黄体が存在すると判断できた』
（金子 他、Reproduction in domestic animals = Zuchthygiene, 第49巻）筆頭・責任著者：金子

＊以上、SCOPUS掲載順

■ 発明リスト（本学発明者）

　『黄色ブドウ球菌に結合するタンパク質及びそのタンパク質を利用した黄色ブドウ球菌測定方法』（内山）

　『新規アレルゲンおよびその使用』（曽川）

本学では、産官学連携を積極的に推進しています。
『共同研究』・『受託研究』・『学術指導』，『特許技術のライセンス』等を随時、受け付けています。

お問い合わせ先：麻布大学 学術支援課　角野 由香、根本 拓也