麻布大学 『知的資産の"今"』をお伝えするニュースリリース 2015年12月号

【１】＜新発見ハイライト＞（本学専任教員（共）著者，掲載誌）

『横浜市立大医との共同研究のもとで日本人における強度近視は眼発生のマスター制御遺伝子であるPAX6遺伝子の多型が関与することを報告した』
（印牧 他、Clinical Ophthalmology, 第9巻）筆頭著者：印牧

『犬の正常皮膚およびアトピー性皮膚炎を含む慢性炎症性皮膚炎病変部におけるぺリオスチンの発現を初めて明らかにし、ぺリオスチンが犬の慢性皮膚炎、特にアトピー性皮膚炎の病態に関与することを示唆した』
（上家・川原井・代田眞・代田欣 他、Veterinary Pathology, 第52巻）責任著者：代田欣二

『野生下両生類初のシュウ酸塩腎症。植物(落ち葉）由来の中毒が考えられる。両生類に大量死を引き起こすラナウイルス感染症との類症鑑別に重要な疾病である』
（宇根 他、Diseases of Aquatic Organisms, 第116巻）責任著者：宇根

『犬の唾液腺の腫瘍様疾患であるLipomatosisについて鑑別診断に重点を置いて記載した』
（斑目・川原井・信田 他、Journal of Toxicologic Pathology, 第28巻）筆頭・責任著者：斑目

『犬の落葉状天疱瘡においても、免疫介在性血小板減少症をともなった全身症状を併発しうる新知見を報告した』
（川原井・久末・伊藤・根尾・藤井・斑目・代田欣・土屋 他、Journal of the American Animal Hospital Association, 第51巻）筆頭著者：川原井、責任著者：久末

＊以上，SCOPUS掲載順

【２】発明リスト（本学発明者）

　『エルシニア症ワクチン』（宇根）

　『新規アレルゲンおよびその使用』（曽川）

本学では、産官学連携を積極的に推進しています。
『共同研究』・『受託研究』・『学術指導』、『特許技術のライセンス』等を随時、受け付けています。