麻布大学

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平成28年度 市民大学「麻布大学コース」のお知らせ

地域の高等教育機関と、市民及び行政の連携に基づき、市民の学習ニーズに応えるとともに、社会が抱える諸課題の解決に寄与することを目的に講座を開催いたします。

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市民大学

[受講料] 1,300円
[受講料以外の費用] なし
[時間・場所・定員]
・19:00~20:30
・8号館6階8601講義室
・定員50名
[申込締切] 6月14日(火)

[獣医学部 動物応用科学科 提供講座]
■動物から人間社会へ -動物研究からわかる人の進化と健康-

(概要)動物応用科学科では、動物を対象にさまざまな研究を行っています。その研究によって、動物の生命現象を理解することができます。さらに、動物や人間、そしてその相互関係がどのように進化してきたのかを解明することができます。また、動物の研究は、人間の健康を維持する仕組みの解明や人間生活の改善などの応用にも貢献することができます。今回は、人間についての理解や人間の健康や生活に貢献する動物研究の最先端を紹介いたします。

■7月27日(水)
動物研究から探るココロの発達と進化
茂木 一孝 准教授
■8月3日(水)
ヒトとイヌをつないだ共進化の可能性
菊水 健史 教授
■8月24日(水)
動物研究による健康リスクの回避
代田 眞理子 教授
■8月31日(水)
動物の毛色が決まるしくみ
神作 宜男 教授
■9月7日(水)
ラボから始まるいのち-人のくらしを支える動物繁殖学-
柏崎 直巳 教授


[生命・環境科学部 環境科学科 提供講座]
■私たちの生活に潜む健康リスク ~環境科学でリスクと向き合う~

(概要)科学技術の発展とともに私達の生活環境の衛生状態は改善された一方、環境中に排出される種々の化学物質による健康影響が問題化しました。本講座では、私達を取り巻く環境を毎回異なる視点から取り上げ、身の回りに存在する健康リスク・将来的に予想される環境の変化に伴って生じうる健康リスクと、それらを克服するためにどのように環境科学が活用されているかを概説します。本講座の受講により、身の回りのリスクを正しく認知し、リスクと付き合っていくための基礎的素養を身に付けていただきたいと思います。

■7月28日(木)
海外渡航した場合のリスク;昆虫が媒介する感染症
案浦 健(国立感染症研究所 主任研究官)
■8月4日(木)
空気汚染物質の健康リスク ~発がん性の観点から~
遠藤 治 教授
■8月25日(木)
身近に潜む寄生虫や衛生動物のリスク
川上 泰 准教授
■9月1日(木)
快適な生活と水質汚染~化学物質使用のメリット・デメリット~
稲葉 一穂 教授
■9月8日(木)
地球温暖化がもたらす健康リスク
小野 雅司(国立環境研究所 客員研究員)