麻布大学 『知的資産の"今"』をお伝えするニュースリリース 2017年6月号
2017.06.02
【1】<新発見ハイライト>(本学専任教員(共)著者,掲載誌)
- 『胆管癌患者の血清中に増加するthrombin light chainのサンドイッチELISA測定系を構築した。』
(曽川、小林ら、Practical Laboratory Medicine, 8巻)
責任著者:曽川
- 『猫の髄膜脳炎からMycobacterium avium subsp.hominissuisがヒトと動物を含めて初めて分離、同定された。』
(斑目ら、Veterinary Microbiology, 204巻)
責任著者:斑目
- 『ゲノム編集に用いられる受精卵(前核期胚)の超低温保存法に関して,新たな当害保護物質(COOH-PLL)を用いることでブタ胚を効率よく保存することに成功した。』
(伊藤、柏崎ら、PLoS ONE, 12巻)
責任著者:伊藤
- 『市販の粘着テープを用いて新生ラットから非侵襲的に生体試料を採取し,これを直接解析することにより若齢で遺伝子型を判定できることを示した。動物福祉向上と遺伝子改変動物の効率的利用に寄与すると考えられる。』
(代田ら、Journal of Veterinary Medical Science, 79巻)
責任著者:代田
※以上,SCOPUS掲載順
【2】BIO tech 2017 第14回アカデミックフォーラムに出展参加します
以下の日程で開催されます、「BIO tech 2017 第14回アカデミックフォーラム」に、昨年に引き続き出展参加します。
会期: |
2017年6月28日(水)~30日(金) 10:00~18:00(30日は17:00まで) |
会場: |
東京ビッグサイト 西展示棟2階 |
今回麻布大学では、
- 『ウシ免疫初乳抗体によるHelicobacter pyloriの除菌』
生命・環境科学部 栗林 尚志 准教授
(口頭発表日時:6月28日(水)11:10~11:40 会場:ACA-4)
- 『炎症性腸疾患におけるガングリオシドの機能解析』
獣医学部 永根 大幹 助教
(口頭発表日時:6月28日(水)13:50~14:20 会場:ACA-2)
- 『微生物由来の新規生理活性物質の探索』
獣医学部 紙透 伸治 講師
(口頭発表日時:6月30日(金)11:10~11:40 会場:ACA-3)
の3課題をご紹介させていただくとともに、 その他の学内シーズ(研究成果)についても併せて紹介します。 是非、本学ブースにお立ち寄りください。
BIO tech 2017 第14回アカデミックフォーラム (http://www.bio-t.jp/Academia/About/)
【3】発明リスト(本学発明者)
『黄色ブドウ球菌に結合するタンパク質及びそのタンパク質を利用した黄色ブドウ球菌測定方法』(内山)
『形質転換生物を用いた変異原性試験法』(久松)
『ウイルス,細菌および寄生虫等の病原体の型または亜型等の遺伝子型別方法』(塚本)
『新規アレルゲンおよびその使用』(曽川)
『イヌの僧帽弁閉鎖不全症のリスク診断』(浅井)
本学では,産学官連携を積極的に推進しています。また,『共同研究』,『受託研究』,『学術指導』,『技術相談』『特許技術のライセンス』 等も随時受け付けています。些細なことでも,まずは,是非一度ご連絡ください。
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