
2025.01.23NEW受験生
本学 生命・環境科学部 臨床検査技術学科 病理学研究室に所属する 一宮 光希さん(4年)および大田 尚暉さん(4年)の研究成果が、実験医学に関する国際的専門誌 "The Tohoku Journal of Experimental Medicine" に掲載されました。
臨床現場で問題となっている抗がん剤シスプラチンの腎毒性(副作用)へのミトコンドリア傷害の関与および防御系としてのマイトファジー(オートファジーによる傷害ミトコンドリア除去)亢進を、実験病理学的に示したものです。この結果をもとに、オートファジー促進措置(薬剤前処置)による腎毒性軽減の可能性について、引き続き実験病理学的な解析を進めています。