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第26回分子寄生虫学ワークショップ/第16回分子寄生虫・マラリア研究フォーラム合同大会にて、本学 卒業生がベストプレゼンテーション賞を受賞

第26回分子寄生虫学ワークショップ/第16回分子寄生虫・マラリア研究フォーラム合同大会(2018年9月19日- 22日、松山市)にて、本学大学院 獣医学研究科 動物応用科学専攻 博士前期課程を2016年3月に修了した荒木 球沙さん(現在は筑波大学大院 生命環境科学研究科 博士後期課程に在籍)がベストプレゼンテーション賞を受賞されました。

演題名:SET-TAによる肝内型マラリア原虫の増殖制御メカニズムの解明

荒木さんは、本学大学院 博士前期課程(薬理学研究室・浅井史敏教授)在籍時より、学外研究として国立感染症研究所との共同研究を開始し、新たな抗マラリア薬開発のため、病原体であるマラリア原虫の増殖制御の分子メカニズムの解明を試みていました。 本研究の発展により、世界中で蔓延するマラリアの撲滅を目指す上で最大のボトルネックとなる「休眠期」に対する新たなアプローチ、新治療戦略を明らかにできる可能性が示されたことから、受賞となりました。

(左:国立感染症研究所 案浦 健さん(本学 卒業生)、右:荒木さん)