麻布大学

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DLGドイツ農業協会主催国際ハム・ソーセージ品質競技会に本学から参加

2月18~19日にドイツ Friedrichshafen(南ドイツBoden湖の畔、Baden-Württemberg州)で開催された国際ハム・ソーセージ品質競技会に、本学 獣医学部 動物応用科学科 坂田 亮一 教授が審査員として、また本学 大学院 獣医学研究科の大柴 はる奈さん(博士前期課程 1年次)、ならびに朝重 陽菜子さん、近藤 由唯さん、堀越 茉利江さん(ともに動物応用科学科 4年次)がそれぞれ審査のゲストとしてドイツ製品の評価に参加し、品質評価方法の研修を受けました。

レバーソーセージ等を一緒に審査したDLG審査チーム

この品質競技会の主催団体はフランクフルトに本部を置くドイツ農業協会で、農業生産物、食品、農業機械に至るまで、国民の食における安全と健康の向上に貢献してきた歴史があります。設立は1885年で、早くから農業生産物の品質競技会を行い、1993年からは世界最大級の国際大会を行っています。

DLGホームページ(ドイツ語)

日本製品だけのDLG競技会も開催されており、今年の10月に本学で第5回目が予定されています。

その後KulmbachとAschaffenburg(どちらもBayern州)の食肉企業を視察し、さらに、Frankfurtにある食肉の専門出版社 Deutsch Fach Verlagを訪問しました。

Aschaffenburgの食肉企業 ホイザー社訪問
Kulmbachの食肉店
Frankfurtの専門出版社 Deutsch Fach Verlagにて

ここで刊行されている Fleischwirtschaft誌は100年以上の歴史を待ち、戦時中も食肉の加工技術と研究に関する出版を続けてきたことなど説明を受け、日独文化交流を行いました。

Fleischwirtschaft誌 Webサイト(英語)