麻布大学

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記者懇談会を開催しました

本学の私立大学研究ブランディング事業の活動を新聞・雑誌、TVなどのメディアにかかわる方々に身近に知っていただく機会として、国際シンポジウムの開催と併せて記者懇談会を2019年7月29日(月)、本学8号館にて行い、多数のメディア関係者と本学関係者が参加しました。

第一部は、浅利 昌男学長の挨拶に続き、本事業「動物共生科学の創生による、ヒト健康社会の実現」に関して、本事業の研究統括者である獣医学部の菊水 健史教授から、ヒトと動物の共生をテーマに、SDGsに基づいたヒトと動物の長期的な共生や、ヒト・動物・環境の健康の維持などにかかわる研究成果、一般社会への応用展開などについて解説のほか、獣医学部の阪口 雅弘教授によるイヌの細菌叢からのアレルギー抑制細菌の探索に関する研究、さらに上家 潤一准教授によるヒトと動物の共進化遺伝子の同定に関する研究について解説が行われました。

第二部の情報交換会では、浅利 昌男学長、村上 賢獣医学部長、稲葉 一穂生命・環境科学部長をはじめ、本事業にかかわる代表の研究者とメディア関係者が、本学が取り組んでいる研究が今後どのように発展し、その成果が社会に還元されていくのか、また、ヒトと動物が共に生きることで開かれる未来について考えるなど、活発な意見交換が行われました。

今後も本学の活動を幅広く社会に情報発信し、地球共生系「One Health」、人と動物と環境の共生を目指してまいりたいと思います。