麻布大学

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環境科学科が企業を招き「環境DNA 分析」の教員勉強会を実施

news_e201127.jpg本学 生命・環境科学部 環境科学科が、2020年11月24日(火) に、パシフィックコンサルタンツ株式会社と株式会社ゴーフォトンを招いて、環境DNA分析の教員勉強会を実施しました。

環境DNA分析は、環境調査分野における画期的な技術で、水中など環境に存在するDNAを検出することで生物の存在や種類を特定する技術です。

勉強会では、パシフィックコンサルタンツ株式会社と株式会社ゴーフォトンが共同開発した、日本板硝子株式会社製モバイルリアルタイムPCR装置(PicoGene®PCR1100)を用いた環境DNA分析の方法を実習しました。

news_e201127.jpg 実際に装置を起動し、教員が分析を体験し、装置の利便性や活用について議論しました。

環境科学科は、2019年度から新しい教育研究プログラム「地球共生系フィールドワーク教育」をスタートさせ、野外調査や生物多様性について学ぶ教育を強化しています。2021年度の授業から、環境DNA分析を導入する計画で準備をすすめています。

<関連情報>
新たな環境教育・研究プログラムが始まりました

<参考情報>
パシフィックコンサルタンツ株式会社による環境DNA分析システム紹介