麻布大学

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プレスリリース:「出る杭プログラム事業」×「スーパーサイエンスハイスクール事業」~ 動物共生科学ジェネラリスト育成とスーパーサイエンス高校が新たな連携へ

麻布大学は、神奈川県立横須賀高等学校と連携事業に関する協定を締結しました。協定書の調印式を両校の関係者の出席により、2022年4月21日(木)に実施しました。

本連携により、「麻布出る杭」*プログラムとスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の特色を活かし、高大連携の研究の強化などにより、SDGs時代に対応する科学人材の育成で協力します。

麻布出る杭プログラム×横須賀高校SSHが高大連携~動物共生科学ジェネラリスト育成とスーパーサイエンス高校が新たな連携へ

本学は「動物共生科学ジェネラリスト育成プログラム」が文部科学省の令和2 年度大学「知識集約型社会を支える人材育成事業」の『メニューⅡ 出る杭を引き出す教育プログラム』に全国の大学で唯一採択されました。ヒト・動物・環境の持続的健康社会の構築のために世界をリードできる人材の育成を目指します。学生の研究意欲を高め「出る杭」を引き出すため、高大接続により高校生のうちから大学の教育・研究をサキドリする、いのちと共生のプログラムを推進していきます。

横須賀高校は、平成28年度に文部科学省から「 スーパーサイエンスハイスクール」に採択され、神奈川県教育委員会から「学力向上進学重点校エントリー校」「STEAM教育研究推進校」の指定も受けています。SSHにより、未知の課題を科学的に解決できる人材の育成を目指して生徒の能力を育む高大連携の研究などを取り組んでいます。また、科学部が学校付近で発見されたトウキョウオオサンショウオの研究に取り組んでおり、環境科学分野における教育・研究に特色のある麻布大学との連携により、高大連携研究をさらに強化していきます。


●連携協定に関する概要
1)本学から、神奈川県立横須賀高等学校へ講師の派遣
2)神奈川県立横須賀高等学校の生徒の大学教育の早期履修体験、本学による「生徒の能力をさらに伸長できるような高度なカリキュラの構築に向けた連携と協力」です。
この協定を機に、活発な交流により、連携及び協力を深めていくこととしています。


●横須賀高等学校について
神奈川県立横須賀高等学校は明治41年に県立第四中学校として発足しました。
約30,000名の卒業生には、ノーベル物理学賞受賞の小柴昌俊(中32期)、文化功労者の島田章三(高5期)、オリンピック金メダリストの猪熊功(高8期)、元内閣総理大臣の小泉純一郎(高12期)など優秀な人材を多数輩出しております。現在も「自学自習・自主自律」の伝統の下、文部科学省より「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の指定を受け、神奈川県より「学力向上進学重点校エントリー校」、「理数教育推進校」の指定を受けました。現在、高い能力を持った生徒達が日々学習に励んでおります。
神奈川県立横須賀高等学校 学校概要

*麻布出る杭
文部科学省の「出る杭を引き出す教育プログラム」で採択された「動物共生科学ジェネラリスト育成プログラム」の略称です。
出る杭を引き出す教育プログラム

<お問い合わせ先>
・担当:麻布大学 渉外課 担当:磯野、野鶴
・電話:042-769-2648
・メール:koho(a)azabu-u.ac.jp ※(a)を@に変更してください。