プレスリリース:麻布大学初・應援團と吹奏楽部による大学歌斉唱に拍手喝采!-令和5年度卒業式及び令和6年度入学式で起死回生の演武を披露-
麻布大学は、令和5年度卒業式(令和6年3月15日)及び令和6年度入学式(令和6年4月6日)を挙行しました。
両式典は、全学部・大学院合同で行われ、特に入学式は土曜日ということもあり、多くの御父母が参加され、用意していた席が足りなくなり、急遽椅子を追加するなど、盛大に新たな門出を祝う場となりました。
最大の目玉は、本学初となる應援團と吹奏楽部のコラボレーションによる生演奏&大学歌の斉唱です。コロナ禍を経て、活気のある式典を取り戻すべく、これまでピアノ演奏のみだった伴奏を吹奏楽版にアレンジし、さらにそこに應援團の迫力ある演武が加わることで、視覚的にも聴覚的にも圧倒される、大学ならではの式典を実現することができました。
現在、獣医系大学で應援團が存在するのは本学だけです。しかし、伝統の應援團もここ数年はコロナ禍で團員が減り、存続の危機でした。そこで、本学教員が立ち上がり、團員となり、学生と共に活動を続けてきたところ、いずれの式典も、出身校問わず複数の有志の教員が参加し、また、卒業生と新入生の新たな門出を祝うべく、遠方も含めて多くの本学OBが駆け付け、團員として合流しました。これに加えて、卒業式時点で数人だった学生團員も、今年度新たに獣医学科5年次の女子学生2人が入団し、早速、入学式では学ラン姿で参加しました。
お互いに初めての合同演奏ということもあり、リハーサルは入念に、数日間に亘って行われました。特に、会場設営の関係から、應援團は会場1階ステージ前、吹奏楽部は2階後方に配置せざるを得ず、お互いが約50m離れて演奏することになるため、「音の時差」が最大の課題となりました。リハーサルでは、各団体の顧問も交えた意見交換も行いつつ、指揮者の向きを変える等の工夫が凝らされました。
これまで経験したことのない緊張感に包まれて迎えた本番では、物理的に避けられない「音の時差」による違和感を最小限に抑え、お互いの魅力を最大限に発揮した、素晴らしい舞台となりました。この演奏に魅了されながら、学生・教職員・OB・御父母の皆様と一緒に大学歌を斉唱し、一体感に満ち溢れた、特別な空間となりました。
今回の初コラボレーションは、学生・教員・御父母の皆様からも大変好評で、本学卒業生でもある小倉弘明理事長は「久しぶりに校歌が聴けて、感動した」と感想を漏らしていました。また、存続危機のどん底から、教員・OB・吹奏楽部の様々なメンバーの協力を得て、見事な再建を遂げた新生・應援團にとっても、大きな転機となる舞台になりました。
両式典ともに雨の心配がありましたが、幸いにも天候に恵まれ、キャンパスは希望満ちた笑顔に溢れていました。
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