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生命・環境科学科の学生が「グッドプレゼン賞」を受賞

地域環境政策研究室がZERO CARBONポスターセッションチャレンジでグッドプレゼン賞

地域環境政策研究室がZERO CARBONポスターセッションチャレンジでグッドプレゼン賞

11月16日(土)に青山学院大学で開催された「ZERO CARBON ポスターセッションチャレンジ(主催:相模原市 企画運営:青山学院大学)」で、麻布大学生命・環境科学部環境科学科の学生たちが「グッドプレゼン賞」を受賞しました。グッドプレゼン賞は当日のポスターセッション及びポスター・動画などの資料の評価が高いチームに与えられます。

今年度で3回目となるこのイベントは、「2050 年の脱炭素社会の実現に向けて市と事業者、大学、市民、団体等が連携・協力して行うべき取組」を大学生がポスターと動画で発信し、参加者と対話をするイベントです。青山学院大学、桜美林大学、国士舘大学、麻布大学から9チームが参加しました。

受賞した環境科学科の学生たちにインタビューしました。

昨年度の「ZERO CARBON賞」に続き2年連続の受賞となりましたね。おめでとうございます!今年のテーマについて教えてください。

ありがとうございます。昨年度は木質バイオマスエネルギーである柴を活用する提案をしました。今年は、それを発展させた形として「木炭」に着目し、従来から活動している相模原市緑区*「青根で炭窯を復活させるプロジェクト」を提案しました。

なぜ青根で炭窯を復活させる提案となったのでしょうか?

大前彩海(1年生):きっかけは、元炭焼き職人・青根在住の佐藤友市さんへのインタビューに立ち会わせていただける機会があり、その中で、佐藤さんの設計した炭窯が5年前まで稼働していたこと、修理すれば、使える可能性があることを知ったことです。

動画やポスターではどんな点を工夫しましたか?

関口寛人(2年生):ラジオ番組の収録場面を設定して、対話で提案内容が伝わるように心がけました。台本を修正しながら何度も撮り直しをしました。予想以上に再生数が多くて嬉しかったです。当日はポスターだけでなく、佐藤さんが焼いた木炭の現物も見てもらいました。【動画】青根で炭窯を復活させるプロジェクト

今後の展望を聞かせてください。

吉川樹(3年生):提案を実現してゆきします。佐藤さんや青根の人たちと相談しながら、炭窯の修理、木材の調達や炭焼きを行ううえでの課題を一つずつ解決してゆきたいです。そして、必要な人や資金、モノや技術を集めてゆきたいです。興味のある方は、ぜひプロジェクトに参加してください。歓迎します。
笹山健太(3年生):ゼロカーボンエネルギーである木炭を上手に利活用できる人も増やしたいです。麻布大学のバーベキュー場で「炭を利活用するワークショップ」も実施していくので、こちらも気軽にふらっとご参加ください。

本日はありがとうございました。

グッドプレゼン賞の賞品
賞品
大学内で木炭BBQ打ち上げ
大学内で木炭BBQ打ち上げ

青根で炭窯を復活させるプロジェクト

<関連情報>

環境科学科の学生が今年も発表「ZERO CARBONポスターセッションチャレンジ」

相模原市ホームページ:ZERO CARBONポスターセッションチャレンジ