【終了】養豚科学セミナー2016の開催案内
麻布大学養豚科学セミナーは、最新の研究情報を発信することで、大学、研究機関、行政部局、生産者の交流の場となるよう、昨年度より開催しております。また、養豚並びに養豚に関係する分野で活躍する卒業生の卒後教育に資することも、あわせて目的としております。
昨年のCOP21で採択されたパリ協定を踏まえ、新しい地球温暖化対策計画が2016年5月13日に閣議決定されました。温室効果ガス排出量削減に関する日本の中期目標は、2013年度比26.0%削減を2030年度に達成することとなっています。また、適切で効果的・効率的な地球温暖化対策を積極的に実施することがすべての分野の事業者に求められています。養豚産業から排出されるおもな温室効果ガス一酸化二窒素排出量の削減には、低タンパク質飼料給与が効果的だと考えられますが、生産現場での実用化には、飼料のコストや給与技術についてさらなる研究開発が必要だとされています。このような背景から、本年度のセミナーでは「豚ふん尿処理によって地球環境は温暖化するのか?」をメインテーマとし、豚ふん尿処理や豚ふん堆肥から発生する温室効果ガスを制御する技術について、5人の専門家から最新の話題を御提供いただきます。
多くの方の御参加を心からお待ちしています。
開催概要
開催日 |
平成28年9月28日(水) |
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開催時間 | 13:00~17:00(セミナー) |
17:10~18:30(意見交換会) | |
参加費 | セミナー(参加費無料) |
意見交換会(参加費 3,000円) | |
開催場所 | 麻布大学 獣医学部棟 7階大会議室 |