麻布大学

ニュースNEWS

伊勢原市大山地区での、広域獣害防止柵の点検・補修作業に参加しました

9月27日(金)に伊勢原市大山地区で行われた、広域獣害防止柵の点検・補修作業に、本学 獣医学部 動物応用科学科の動物行動管理学研究室の加瀨 ちひろ講師と学生ら(9名)が参加しました。

大山地区には、ツキノワグマやニホンジカ、イノシシ、ニホンザルなど様々な野生動物が生息しており、農作物被害や生活被害、ヤマビル・マダニの分散が問題となっています。そこで、大型の野生動物が集落に侵入しにくい環境を整備するため、地域の農業従事者、JAいせはら職員、県職員や市職員、本学 学生らの約40名で8班に別れ、林縁部に設置している柵の修繕や倒木の伐採などを行いました。

参加した学生たちは初めての山林内での作業だったため、地域の方について歩くのに苦労したようです。
作業後の反省会では、野生動物との共存を実現するためには、定期的な柵の点検や地域での野生動物を近づけない対策が重要であることを実感できたと同時に、自分たちのような若者が地域の活動に参加する必要性を感じた、と感想を述べてくれました。

朝礼の様子
山中の移動
柵の補修

動物行動管理学研究室
講師 加瀨 ちひろ