麻布大学

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本学 生命・環境科学部 小手森 特任助教がデータアントレプレナー実践論のピッチコンテストにおいて準優秀賞を受賞しました

本学が学術会員として参画しているデータアントレプレナーコンソーシアム(※1)のフェロープログラムにおいて、データアントレプレナー実践論(※2)の最終日の10月31日にピッチコンテストが行われました。

総勢31名の学生及び社会人の受講生がデータサイエンスの実践に役立つ活用方法について、独自のアイデアによる事業提案を発表し、同コンソーシアムに参画している企業、大学関係の審査員が様々な視点から審査が行われ、最優秀賞、準優秀賞のほか、企業賞(コンソーシアム参画機関の企業や大学が授賞する賞)があり、本学から受講している2名が準優秀賞と企業賞(データフォーシーズ賞)を受賞しました。

  • 準優秀賞(総合2位・同点2名)
    生命・環境科学部 小手森 綾香 特任助教
    「画像認識ライフログアプリを活用したスマートミールによる食環境整備プロジェクト」
  • 企業賞(データフォーシーズ賞:株式会社データフォーシーズからの企業賞)
    環境保健学研究科 博士後期課程 3年 鬼頭 久美子さん
    「退学者の兆候検出&チャットボットによる学生サポート」
  • 企業賞の麻布大学賞
    筑波大学人間総合科学研究科医学博士専攻 木村仁美さんの「ペット×ホームヘルスケア ホームドクターINUMIRU データサイエンスでペットの健康をおうちで守るという新しい価値を提供します」に授与されました。

麻布大学賞は、本学の教育研究テーマである「人と動物と環境の共生をめざして」の実現に データサイエンスを通じて貢献する提案に進呈することといたしました。木村さんの提案はその趣旨にあったテーマと内容であったため受賞につながりました。

また、企業賞の受賞者には、参画機関から副賞が贈られました。

(※1)「データアントレプレナーコンソーシアム」は、「データアントレプレナーフェロープログラム(文部科学省 科学技術人材育成費補助事業 データ関連人材育成プログラム 代表機関:国立大学法人電気通信大学)」の目的や事業内容に賛同した分野を越えた多様な機関で形成し、各機関のネットワークを通じてそれぞれの知見の相乗効果により、人材の発掘、育成、活躍促進を進めています。麻布大学は2020年度からコンソーシアムの学術会員となりました。

参考:プレスリリース:「麻布大学、データサイエンス人材の育成強化に向けて」

(※2)「データアントレプレナー実践論」(データアントレプレナーの活躍、データから価値の創造、ピッチコンテストの実施)は、様々な分野において第一線で活躍される研究者、技術者、経営者からデータサイエンスを業務で扱うためのビジネス理論を中心に学習します。
研究や実業での現実的な実例を学んだ後、講師と受講生において双方向のディスカッションを行い、グループワークでその理解を深めます。組織の具体的な事業やロールモデルに触れることで、それぞれの持つポテンシャルをイノベーションに昇華させる方法を学びます。