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2020年度 環境科学科PBL型演習において、JR横浜駅・JR東日本東京資源循環センターを見学

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今年度、本学 生命・環境科学部 環境科学科の「社会連携型PBL(Project Based Learning)」では、株式会社 JR東日本環境アクセスにご協力いただき、駅や列車で排出される廃棄物の分別に関する課題に取り組みます。

10月30日(金)と11月7日(土)は、実社会でのフィールドワーク。2年生が後期選択授業「環境フィールドスタディ」において、JR横浜駅とJR東日本東京資源循環センター(駅や列車で排出される廃棄物の分別・中間処理施設)を訪問し、現場での廃棄物の回収、分別、そして再資源化に向けた中間処理作業を見学させていただきました。駅のゴミ箱に捨てられるゴミはまだまだ分別が不十分である現実、そしてそれらがリサイクルのために手作業により分別されていく様子を目の当たりにした学生達は、少なからず駅利用者としての責任を感じていました。

今後、SDGsの目標12「つかう責任」を中心に、駅利用者の一人として取り組むべき課題を考え、グループディスカッションや情報収集を通して課題解決案の提案を行います。廃棄物の問題は、私たちの生活から切っても切り離せない、身近で重要な問題です。フィールドワークを通して自身の目で現場を見てきたことで、学生達は課題解決に向けて大きなやりがいを持って取り組んでくれることと思います。

2021年1月22日の授業内で各グループによる提案発表を、そしてJR東日本環境アクセスを訪問し、学生たちは最終提案のプレゼンテーションに挑みます。

10月30日(金)のプログラム

  • JR横浜駅における廃棄物の回収・分別作業の工程を見学
  • 質疑応答

11月7日(土)のプログラム

  • JR東日本東京資源循環センター(品川区)において、所長から事業内容の説明を受ける
  • 3グループに分かれて、センター内A~C棟での中間処理作業を見学
  • 質疑応答
環境科学科SDGsの取組 JR横浜駅・廃棄物の回収・分別作業・工程の見学風景
環境科学科SDGsの取組 JR横浜駅・廃棄物の回収・分別作業・工程の見学風景
環境科学科SDGsの取組 JR横浜駅・廃棄物の回収・分別作業・工程の見学風景

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