麻布大学

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データアントレプレナー実践論ピッチコンテスト『麻布大学賞』の受賞者決定

本学が学術会員として参画しているデータアントレプレナーコンソーシアム(※1)のフェロープログラムにおいて、データアントレプレナー実践論(※2)の最終日の10月30日にピッチコンテストを実施しました。総勢49名の学生及び社会人の受講生がデータサイエンスの実践に役立つ活用方法について、独自のアイデアによる事業提案を発表し、同コンソーシアムに参画している企業、大学関係の審査員が様々な視点から審査が行われました。

本学から生命・環境科学部食のデータサイエンス研究室の石原教授が審査員として出席し、厳正な審査の結果、最優秀賞、準優秀賞のほか、企業賞を決定しました。企業賞はコンソーシアム参画機関の企業や大学が賞を設け、企業賞ごとに審査を分けて行い、本学からの企業賞として麻布大学賞の受賞者を決定しました。

【授与者】
コニカミノルタ株式会社 山口剛さん

【テーマ】
「食品の鮮度予測~食品ロス削減~」

本学の目指す「人・動物・食・環境」を通じたSDGsへの貢献にデータサイエンスを通じて取り組む提案に進呈することといたしました。山口さんの提案はその趣旨にあったテーマと内容であったため受賞につながりました。

なお、企業賞の受賞者には、参画機関から副賞が贈られました。

(※1)「データアントレプレナーコンソーシアム」は、「データアントレプレナーフェロープログラム(文部科学省 科学技術人材育成費補助事業 データ関連人材育成プログラム 代表機関:国立大学法人電気通信大学)」の目的や事業内容に賛同した分野を越えた多様な機関で形成し、各機関のネットワークを通じてそれぞれの知見の相乗効果により、人材の発掘、育成、活躍促進を進めています。麻布大学は2020年度からコンソーシアムの学術会員となりました。

プレスリリース:「麻布大学、データサイエンス人材の育成強化に向けて」

(※2)「データアントレプレナー実践論」(データアントレプレナーの活躍、データから価値の創造、ピッチコンテストの実施)は、様々な分野において第一線で活躍される研究者、技術者、経営者からデータサイエンスを業務で扱うためのビジネス理論を中心に学習します。研究や実業での現実的な実例を学んだ後、講師と受講生において双方向のディスカッションを行い、グループワークでその理解を深めます。組織の具体的な事業やロールモデルに触れることで、それぞれの持つポテンシャルをイノベーションに昇華させる方法を学びます。