2023年第5回 DLG（ドイツ農業協会）食品コンテストが麻布大学で開催されました

NEW獣医学部 2023.10.03

2023年9月23日（土）から25日（月）に本学で開催されたDLG食品コンテストで、国内企業81社から出品された457品目の製品（ハム・ソーセージ・惣菜）が約25人のドイツ人、韓国人、日本人の審査員によって細かく品質評価されました。

また26日（火）には、レンブラントホテル東京町田にて、レセプションパーティーが開催され、本学の平学長補佐が川上学長の代理として挨拶をいたしました。

＜DLGについて＞

このコンテストの主催団体は、フランクフルトに本部を置くドイツ農業協会（DLG）で、農業生産物、食品、農業機械に到るまで、非営利団体として国民の食における安全と健康の向上に貢献してきた歴史があります。設立は1885年で、早くから農業生産物の品質競技会を行い、1993年からは世界最大級の国際大会を主催しています。

日本の食肉企業がDLGコンテストへ参加するようになって20年以上になりますが、2011年3月の福島原発事故の影響で、放射線物質にかかわる証明や検査が必要になり、ドイツへ出品することが困難になりました。
このような事態を解決するため2012年からDLG コンテストを日本で開催することとなり、5回目となる今回まで全て本学がコンテスト会場として選ばれています。

このコンテストでは獣医学部動物応用科学科食品科学研究室の学生がソーセージの調理など審査サポートにあたり、その真摯な働きぶりが主催者や審査員たちからも大いに称賛されました。