麻布大学

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生物季節観測に関する国立環境研究所との共同研究の活動報告会を開催しました

2023年4月4日、国立環境研究所と麻布大学との共同研究「『生物季節観測』の発展的な活用に向けた共同研究」の活動報告会をオンラインで開催しました。(表1)

生命・環境科学部は、生物季節観測を気候変動対策や生物多様性保全の観点からの発展的に継続・活用する仕組みに関する国立環境研究所との共同研究を、2022年3月から実施しています。

表1.活動報告会のプログラム
番号題目発表者(所属)
1 生物季節モニタリングのご紹介と経過報告 辻本 翔平(国立環境研)
2 麻布大学での生物季節観測と気象観測 高田 久美子*・生物季節観測メンバー・忍田至成・気候変動ゼミ(麻布大学)
3 生物季節観測をデジタルマッピング 麻布大学GIS教育はじめました 村山 史世(麻布大学)
4 広域長期でのアブラゼミの初鳴き日と気象条件の関係 忍田至成・高田久美子*(麻布大学)
5 アブラゼミの初鳴日を利用した気候変動影響の検出 辻本 翔平(国立環境研)

活動報告会では、これまでの活動状況や観測体制について情報交換し、学生も生物季節観測に参加したことによる気づきについてコメントしました。アブラゼミの初鳴きと気候変動との関係に関する解析結果やGISを活用した新たな観測ツールの開発に向けた取り組みについても紹介し、活発な議論を行いました。(図1)

(図1)オンライン報告会の様子

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