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文部科学省「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特性対応型)」の中間評価で最高評価「S」を獲得!

麻布大学は、文部科学省の科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特性対応型)」において、中間評価で最高評価となる「S評価」を獲得しました。

本事業では、「女性研究者が活躍できる環境の整備と拡充」を目指し、以下の数値目標を掲げています。

・女性応募比率及び女性採用比率を30%に引き上げる
・学内女性研究者の指導的地位(上位職)在職率を26%に向上させる
・女子学生の大学院進学率を高め、女性研究者の裾野を広げる

この目標達成に向け、2022年12月に「DEI推進センター(Center for Diversity, Equity & Inclusion)」を設立し、学長のリーダーシップのもと、多岐にわたる施策を推進してきました。
特に、

  • 「研究支援人材バンク」を活用した研究支援人材の配置
  • ライフステージに応じた「選択的メンター制度」の導入
  • 女性研究者を研究代表とする共同研究支援の充実
  • 女性限定公募による女性教員の積極的採用
  • 理事・評議員への女性登用の推進
  • 「大学院女子学生フェローシップ」による進学支援

といった取り組みが高く評価され、中間目標を大きく上回る成果を達成しました。

今後、2025年度以降は「つながる」をキーワードに、女性研究者のキャリア形成支援をさらに強化し、学内外のネットワークの充実や、加えて、事務職員の働きやすさにも目を向けて、より柔軟で多様なライフスタイルに対応できる環境づくりを進めていきます。

麻布大学は、これからもすべての研究者・職員・学生が公平に活躍できる環境の実現に向けて、挑戦を続けます。


<関連情報>

DEI推進センター

科学技術人材育成費補助事業

ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ