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【合格率16.2%の難関国家試験】獣医学科5年の三井雄太さんが「第1種放射線取扱主任者試験」に合格

news_261007_1.jpg獣医学部獣医学科5年の三井雄太さん(小動物内科学研究室所属、指導教員:西 晃太郎 助教)が、令和8年度第1種放射線取扱主任者試験に合格しました。

放射線取扱主任者は、放射性同位元素や放射線発生装置を取り扱う施設において、放射線障害の防止と安全管理を担う国家資格です。なかでも第1種は、最も広い範囲の施設を対象とする資格であり、放射線に関する物理学、化学、生物学、法令および実務について、高度かつ幅広い知識が求められます。日本全国でも獣医療における放射線治療が発展してきております。本学附属動物病院においても、最新の放射線治療装置を用いた治療を実施しております。

令和8年度の第1種試験は、全国で2,867名が受験し、合格者は464名、合格率はわずか16.2%でした。およそ6人に1人しか合格しておらず、近年でも特に厳しい試験結果となりました。獣医学とは異なる専門分野についても体系的に学ぶ必要がある、極めて難度の高い国家試験です。

三井さんは、西助教の指導のもと、獣医学の学修、所属する内科での診療補助および研究活動と両立しながら、放射線に関しても興味を持ち、幅広い分野の学習を継続してきました。現在、三井さんは、輸血後に問題になることがある免疫反応に注目して、輸血用の血液バッグへの放射線照射を行い、その後の白血球などの変化を研究しています。日頃から何事にも真面目かつ誠実に取り組み、限られた時間の中で計画的に努力を重ねたことが、今回の合格につながりました。

三井さんは今後、所定の登録資格講習を修了して免状の交付を受ける予定です。将来的には、獣医師と第1種放射線取扱主任者の二つの専門資格を備えた「ダブルライセンス」の獣医師として、放射線治療などを用いた内科治療のさらなる発展をはじめとする獣医療の発展に貢献することが期待されます。

【指導教員・西 晃太郎助教のコメント】
三井さんは、日頃から勉学に非常に真面目かつ誠実に取り組んでおります。その活動と並行しながら、獣医学とは異なる非常に厳しい試験に合格したことを大変うれしく思います。

今回の結果は、本人が地道な努力を積み重ねてきた成果です。近年、獣医療においても急速に高度医療が発展しており、専門人材の育成に取り組む指導教員としても、大変意義のある成果だと考えています。将来は、獣医療におけるさらなる獣医学の発展に貢献してくれることを期待しています。
三井さん、このたびは本当におめでとうございます。
※令和8年度受験結果:受験者2,867名、合格者464名、合格率16.2%(出典:公益財団法人原子力安全技術センター「令和8年度 受験者等の統計」)

第1種放射線

<関連情報>

獣医学科 助教 西 晃太郎
小動物内科学研究室