助教 西 晃太郎
獣医学部獣医学科
- 研究室
- 小動物内科学研究室
- 所属と主な研究内容
- 所属:小動物内科学研究室
主な研究内容:
臓器線維化、犬・猫の疾患における細胞外マトリックスに着目した病態解析、再生医科学研究、腫瘍微小環境
- 担当科目
- 獣医内科学実習
プロフィール
2016年に北里大学を卒業、動物病院勤務や北里大学大学院を経て、2021年~2024年は慶應義塾大学医学部で特任助教として人工臓器、臓器・細胞移植などの再生医科学研究や医療機器開発に従事するとともに、動物病院における診療に携わり、2024年4月から本学小動物内科学研究室に着任いたしました。
内科学は、患者の観察に始まり、体の中に起こっていることを把握して病態生理や病因を明らかにするため、幅広い分野と密接に関連する学問です。【病気を診ずして疾患動物を診よ】を常に意識し、病気だけに捉われず臨床的感覚と基礎的知識の双方を養う学生教育を目指します。
臓器は組織、細胞から成り、繋がり、これらのシステムが崩れることで病気が個体へ発現します。そのシステムを構成する一部として細胞外マトリックスが関与しており、臓器線維化や腫瘍など未だ明確な治療法が確立されていない病気にも密接に関連しています。修復・再生、線維化、腫瘍、細胞外マトリックスをキーワードとして、臨床と研究の両側面から難治性疾患の病態解明、治療法探索を試みます。