麻布大学

研究・産学官連携COOPERATION

麻布大学 『知的資産の"今"』をお伝えするニュースリリース 2017年9月号

【1】<新発見ハイライト>(本学専任教員(共)著者,掲載誌)

  1. 『猫で心拍数の変化は心エコーにおける左室壁厚の測定値に影響を与えることを明らかにした。』
    (杉本,藤井,青木ら,Journal of Feline Medicine and Surgery, 19巻)
    責任著者:藤井
  2. 『ビーグル犬における炎症刺激後のCRP濃度は本実験より得た消失速度定数を用いることで推定可能である。』
    (栗林, European Journal of Inflammation, 15巻)
    責任著者:栗林
  3. 『猫をなでると快感情が活性化される。』
    (小林,大谷ら, Anthrozoos, 30巻)
    責任著者:大谷
  4. 『職業性胆管がん原因物質(ハロゲン系炭化水素)の活性化には,GSH S-転移酵素だけでなくその他の酵素の影響も示唆された。』
    (秋場,稲葉ら, Mutagenesis, 32 巻)
    責任著者:戸塚
  5. 『骨格筋障害のリスクを正確に予測できる感度の良いバイオマーカーを動物実験のメタボロミクス解析により見出しました。』
    (白井,浅井ら, Journal of Toxicological Sciences, 42巻)
    責任著者:浅井
  6. 『都市域河川水において,MRI造影剤を起因とするガドリニウム(Gd)汚染だけでなく,ユーロピウム(Eu)の人為汚染もあることをはじめて観測した。』
    (伊藤,中野ら, Chemistry Letters, 46巻)
    責任著者:伊藤

※以上,SCOPUS掲載順

【2】 アグリビジネス創出フェア2017に出展参加します

以下の日程で開催されます「アグリビジネス創出フェア2017」に出展します。

会期 2017年10月4日(水)~10月6日(金)
10:00~17:00
会場 東京ビッグサイト 東7ホール

アグリビジネス創出フェア2017 HP:http://agribiz-fair.jp/

今回麻布大学では,
「水溶性珪素給与がブロイラー肉質・鶏卵質改善に及ぼす効果」
 良永 裕子 教授 (生命・環境科学部 食品分析化学研究室)

「コーヒー豆かすサイレージ給与が牛乳汁中体細胞数低減に及ぼす効果」
 河合 一洋 准教授 (獣医学部 衛生学第一研究室)

「鶏卵アレルギーの新規アレルゲン蛋白質の検出」
 曽川 一幸 講師 (生命・環境科学部 生化学研究室)

の3課題を御紹介させていただくとともに,そのほかの学内シーズ(研究成果)についても 併せて紹介します。是非,本学ブースにお立ち寄りください。

【3】公開特許リスト(本学発明者)

『黄色ブドウ球菌に結合するタンパク質及びそのタンパク質を利用した黄色ブドウ球菌測定方法』(内山)

『形質転換生物を用いた変異原性試験法』(久松)

『新規アレルゲンおよびその使用』(曽川)

『イヌの僧帽弁閉鎖不全症のリスク診断』(浅井)

本学では,産学官連携を積極的に推進しています。また,『共同研究』,『受託研究』,『学術指導』,『技術相談』『特許技術のライセンス』 等も随時受け付けています。些細なことでも,まずは,是非一度ご連絡ください。

お問い合わせ先

麻布大学 事務局 教務部 学術支援課:根本 拓也,守屋 雅史