麻布大学

研究・産学官連携COOPERATION

コージンバイオ株式会社との共同研究開始について

麻布大学獣医学部獣医学科の西田 英高准教授がコージンバイオ株式会社との「エクソソーム産生量増加のための培地の検討」に関する共同研究を2024年6月から開始しました。

エクソソームとは、細胞から分泌される直径100nm程度の非常に小さな顆粒状の物質で、エクソソームの内部には核酸(マイクロRNA、メッセンジャーRNA、DNAなど)やタンパク質などの物質を含んでいます。これらの物質は、細胞の働きや情報を他の細胞に伝える役割を果たすと言われています。例えば、ある細胞が別の細胞に「修復せよ」というメッセージを送りたいとき、そのメッセージをエクソソームが運びます。

エクソソームは、疾患の早期発見や治療等、医療分野で注目されており、エクソソームに関する研究開発が急速に進んでいます。本共同研究では、ヒトや動物の再生医療への活用を目指して、培養中の細胞のエクソソームの産生量を増加させる方法を検討します。

詳しくは、以下のプレスリリースをご覧ください。

コージンバイオ株式会社:共同研究契約の締結に関するお知らせ