麻布大学

研究・産学官連携COOPERATION

麻布大学 『知的資産の"今"』をお伝えするニュースリリース 2018年2月号

【1】<新発見ハイライト>(本学専任教員(共)著者,掲載誌)

  1. 『典型的な森林生活者であるニホンカモシカの危険回避行動としてのフリーズ行動が,開けた場所よりも密生した藪にいるとき,集団よりも単独で行動しているときに,多いことをあきらかにし,フリーズ行動が自己隠蔽的な対捕食者行動であることを示した。』
    (南、高槻ら、Mammal Research, 63巻)
    責任著者:南
  2. 『ラット胎子期の横隔膜形成にはCOUP-TF2とFOG2の発現が重要と考えられた。』
    (坂上、山本ら、Journal of Veterinary Medical Science, 80巻)
    責任著者:山本
  3. 『原発性門脈低形成と診断した犬では,血中フィブリノーゲンが低いことが多い』
    (秋吉ら、Frontiers in Veterinary Science, 4巻)
    責任著者:久末
  4. 『トラネキサム酸の犬における催吐薬としての有用性を明らかにした世界初の獣医臨床報告である。嘔吐惹起成功率は94.2%(137症例中129症例)であった。』
    (折戸ら、Journal of Veterinary Medical Science, 79巻)
    責任著者:折戸

【2】 発明リスト

(1)公開特許リスト

次の特許を事業化していただけるパートナーを探しております。
御興味がある場合は,お気軽に御連絡ください。

  • 『形質転換生物を用いた変異原性試験法』(特願2015-85686)
  • 『イヌの僧帽弁閉鎖不全症のリスク診断』(特願2014-122886)
  • 『食用珪素を含む水溶性溶液の用途方法』(特願2015-182396)
(2)登録特許リスト
  • 参加型獣医学・畜産学教育のための動物模型の開発
    (2017年5月19日登録 特許第6143256号)
    本学発明代表者:河合 一洋 准教授(獣医学部)
  • てんかん発作のモニタリングシステム及びモニタリング方法
    (2017年8月18日登録 特許第6193613号)
    本学発明代表者:齋藤 弥代子 准教授(獣医学部)

本学では,産学官連携を積極的に推進しています。
また,『共同研究』,『受託研究』,『学術指導』,『技術相談』『特許技術のライセンス』 等も随時受け付けています。
些細なことでも,まずは,是非一度ご連絡ください。

お問い合わせ先

麻布大学 事務局 教務部 学術支援課:根本 拓也,守屋 雅史