麻布大学

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環境科学科の学生が、植物調査発表会を実施しました

本学 生命・環境科学部 環境科学科では、2019年度「環境フィールドスタディ」(2年次後期選択)の授業の一環として、NPO法人「境川の斜面緑地を守る会」の方と協働で、2019年11月24日(日)に相模原市古淵鵜野森公園において、環境科学科の学生が4班にわかれて植物調査を行い、この植物調査の結果をまとめ、2020年1月17日(金)に麻布大学9号館において、「古淵鵜野森公園の植物調査発表会」を実施しました。
まず学生が、それぞれ着目した視点から明らかになったことや考えられることについて調査結果を発表し、境川の斜面緑地を守る会の太田さんから、古淵鵜野森公園での環境保全活動について講演いただきました。最後に、学生と境川の斜面緑地を守る会の皆さんで意見交換を行いました。
学生は、実際にフィールドに出て植物を調べることによって、狭い範囲の公園内でも場所によって生えている植物が違っていたこと、植生の遷移について実感をともなった理解ができたようです。太田さんから、境川斜面緑地が守られた経緯について説明いただき、貴重な動植物も残る緑地は、管理し続けることによって維持されていることがわかり、その活動の重要性を学びました。

環境科学科では、将来起こりうる環境に関する課題を予測・発見・把握し、課題解決を実践する新しい科学領域「未来共生科学」を提案し、新しい教育プログラムの一つとして、2019年10月より「地球共生系フィールドワーク教育」を開始し、野外での実習を強化しています。2020年度以降も学生がフィールドで学ぶ授業を実施します。

当日のプログラム 「古淵鵜野森公園の植物調査発表会」
日時:2020年1月17日(金)10時~10時50分
場所:麻布大学 9号館9304教室
内容:
10:00~10:25 学生による発表
10:25~10:40 太田 淨子さん(境川の斜面緑地を守る会)による講演
10:40~10:50 質疑応答とまとめ

NPO法人境川の斜面緑地を守る会
環境科学科 特設サイト