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社会課題解決アイディアコンテストで生命・環境科学部の学生が優秀賞を受賞―アントレプレナーシップ育成に向けた取組み―

相模原市立市民・大学交流センター(ユニコムプラザさがみはら)およびソフトバンク株式会社が主催する「社会課題解決アイディアコンテスト」において、麻布大学生命・環境科学部食品生命科学科の学生が優秀賞を受賞しました。

本コンテストは、地域社会の課題解決や生活の質の向上につながるアイディアを大学生等から募集するとともに、学生の問題解決能力の向上に資することを目的として開催されたものです。書類審査の後、2026年3月30日にユニコムプラザさがみはら(於:相模大野)で行われたプレゼンテーション審査において、4大学7チームの発表から受賞者が決定しました。
本学からは、食品生命科学科から1チーム、環境科学科から2チームが参加しました。

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今回、優秀賞を受賞したのは、食品生命科学科3年の君和田聖乃さん、中山聡一朗さんのチームです。
本チームは、自分自身の食生活の振り返りをきっかけに大学生の食塩過剰摂取という健康課題に着目し、「わがままラーメン~減塩カップラーメン自販機による新しい食環境モデルの構築~」を提案しました。減塩カップラーメンを提供する自動販売機を設置することで、自然に減塩できる食環境の構築を目指しています。

具体的には、1食あたりの塩分量を抑えたカップラーメンの提供に加え、スープ廃棄ボックスの設置や減塩に関する情報提供を組み合わせることで、行動変容を促す仕組みが提案されました。また、「減塩を意識させる」のではなく、「普段通りの選択をしているだけで健康につながる」というコンセプトは、若年層の行動特性を踏まえた実践的なアイディアとして高く評価されました。さらに本提案は、大学内での実装にとどまらず、将来的には企業や商業施設への展開も視野に入れており、社会全体の健康課題の解決に寄与する可能性を示しています。

食品生命科学科では、栄養・食環境の視点から社会課題の解決に取り組む実践的な教育を行っています。今回の受賞は、こうした学びの成果が社会に評価されたものです。2026年度からは、「食と健康のアントレプレナーシップ・同演習」が新たに開講され、学生の主体的な学びを通じて、食を通じた社会課題の解決に貢献できる人材育成をさらに推進してまいります。


<発表タイトル・発表者>

気持ちよく満たされる、気づけば減塩「わがままラーメン」~減塩カップラーメン自販機による新しい食環境モデルの構築~

食品生命科学科 君和田聖乃(3年) 中山聡一朗(3年)

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iNaturalistを活用した生物多様性の自分事化

環境科学科 種田皓太(3年) 可児成海(1年)

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地域通貨「あおエネ券」で青根をエネルギーの生産拠点に

環境科学科 幸田直大(1年) 玉木銀河(3年)

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<食と健康のアントレプレナーシップ・同演習について>
本授業は、食と健康に関わる社会課題を起点としてアントレプレナーシップを育成する演習科目です。食品開発やヘルスケア、マーケティングなど多様な食関連ビジネスを学び、健康に配慮した食の価値創出を考えます。さらに、グループワークを通じてビジネスアイディアを具体化し、学外のビジネスコンテストへの応募にも挑戦する実践的な授業です。

<参考情報>
食品生命科学科特設サイト
食品生命科学科公式インスタグラム@azabu_shokuhin
食品生命科学科公式エックス(旧Twitter)X @azabu_shokuhin