麻布大学

ニュースNEWS

平成30年度 市民大学「麻布大学コース」 開催のお知らせ

【趣旨】
地域の高等教育機関と、市民及び行政の連携に基づき、市民の学習ニーズに応えるとともに、社会が抱える諸課題の解決に寄与することを目的に、市民大学を開催いたします。

【市民大学とは】
市民大学は、大学・専門学校のキャンパスや公共施設で、教授・講師陣の講義が受けられます。
現代社会の諸問題は、多様化・高度化しています。私たちは、広く社会一般、また身近な生活の問題について知ったり、考えたり、行動したりする必要があります。
市民大学は、生活を豊かにするための知恵を得ることができる学習機会です。

獣医学部開催講座

テーマ 「動物の恵みをより良く活かす社会に向けて」

(概要)
私たちの食卓には毎日必ずと言っていいほどお肉や乳製品といった動物性食品が並んでいます。しかし、産業動物がどのように飼育され、その恵みがどのような加工・流通を経て手元に届くのかは、多くの人にとってあまり意識されないかもしれません。その一方で、動物福祉を考えることでより安全・安心な食材を提供する世界的な潮流があり、食材の持つ機能を向上させ食べやすく加工する様々な取り組みも盛んに行われています。本講座ではこれら最新の話題を紹介し、動物の恵みをより良く活かすこれからの社会について考えたいと思います。

講座プログラム
月 日内 容 / 講 師
1 7月25日(水)

ハム・ソーセージの製造方法について(1)
-先ずは基礎知識を学びましょう-

坂田 亮一 教授(食品科学研究室)

2 8月1日(水)

ハム・ソーセージの製造方法について(2)
-実際に作ってみましょう-

坂田 亮一 教授(食品科学研究室)

3

8月8日(水)

乳の機能と利用について

竹田 志郎 講師(食品科学研究室)
4 8月22日(水) アニマルウェルフェア(動物福祉)に配慮した産業動物の飼育管理
田中 智夫 教授(動物行動管理学研究室)
5 8月29日(水) アニマルウェルフェアに配慮した畜産食品の生産と販売
―英・米・日における卵と鶏肉の事例―
大木 茂 教授(動物資源経済学研究室)

【受講料】1,300円
【実習材料費】2,000円
【開催時間】19:00~20:30
【会場】麻布大学生命・環境科学部棟 1階 L105講義室
【定員】25名
【対象者】原則、相模原市・座間市に在住/在勤/在学の15歳以上(中学生を除く。)の方です。

生命・環境科学部開催講座

テーマ「知って得する「食と健康の最新事情」」

(概要)
私たちが食べ物を美味しい!と感じることは、食と健康の第一歩ですが、そこには食品成分が関係しています。そうやって体に取り込まれた成分は、私たちの体の中で様々な機能を果たします。美味しくて体に良い食べ物を安心して食べるため、食の安全性もまた、重要な問題です。日本人はおいしくて賢い食生活を送ることにより、世界がうらやむ長寿を達成しています。その秘訣について、食の「健康」と「安全」の最先端研究に携わる麻布大学食品生命科学科の研究者が、様々な角度から科学的根拠に基づいた情報を伝えます。

講座プログラム
月 日内 容 / 講 師
1

7月26日(木)

世界が注目する日本人の食と健康寿命

石原 淳子 教授(公衆栄養学研究室)

2 8月2日(木)

食品の味について
-うま味成分の話題を中心に-

良永 裕子 教授(食品分析化学研究室)

3

8月9日(木)

食生活における油の賢い使い方

守口 徹 教授(食品栄養学研究室)
4

8月23日(木)

遺伝子組み換え食品を知ろう

小西 良子 教授(食品安全科学研究室)
5

8月30日(木)

食品成分と生体機能
-食品の3機能と健康との関わり?-

武田 守 教授(食品生理学研究室)

【受講料】1,300円 ※受講料以外に発生する費用はございません。
【開催時間】19:00~20:30
【会場】麻布大学生命・環境科学部棟 1階 L105講義室
【定員】50名
【対象者】原則、相模原市・座間市に在住/在勤/在学の15歳以上(中学生を除く。)の方です。

【お申込み・お問合せ先】
さがまちコンソーシアム事務局内 市民大学担当
TEL:042-703-8550 月~金曜日(祝日を除く。)午前9時~午後5時まで

【お申込み締切】
平成30年6月14日(木)

市民大学ホームページ

【講師】
獣医学部
教授 坂田 亮一
講師 竹田 志郎
教授 田中 智夫
教授 大木 茂
生命・環境科学部
教授 石原 淳子
教授 良永 裕子
教授 守口 徹
教授 小西 良子
教授 武田 守